【最新号レポ】『キングダム』「本当にできた人間だよ」怒りを必死に堪える河了貂に称賛の声続出!/ヤングジャンプ48号

マンガ

公開日:2021/11/3

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』48号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年10月28日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』48号。『キングダム』第697話では、信の暴走を必死に止めようとする河了貂に「本当は自分も辛いはずなのに… 偉いぞ!」など称賛コメントが相次いだ。

 秦国と趙国における戦いで、数万人にも及ぶ趙兵(捕虜)を虐殺した桓騎。平陽城近辺にいた飛信隊も桓騎のおこないを知り、信は「戻って桓騎をぶっ飛ばす 虐殺された捕虜の数だけ殴り続けてやる」と怒りに震える。

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 そしてすぐさま桓騎のもとへ向かおうとするが、河了貂は「立場を考えろ お前はもう将軍で桓騎は六大将軍 黒羊の時とは違うんだ」「お前が動けば軍が動く 今のお前が桓騎に近づくだけで桓騎軍と飛信隊の戦争になるんだぞ」と言って信を制止。さらに“将軍の役目を果たすべき”と諭した後、「(飛信隊は桓騎軍を趙軍から守るために)防衛線を敷くんだ」と指示を出す。

 当然、河了貂の言葉を聞いた信は猛反発。「こんなこと(大虐殺)やっといて桓騎はお咎めなしだってのかよ」と言い放つと、河了貂は「万の投降兵を皆殺しにしておいてお咎めなしなんて… そんなことあるわけないだろ」と言いながら突如涙を流すのだった――。

 怒りを必死に堪える姿に、SNS上で読者からは「テンは信の立場を汲み取って、ずっと感情を抑えてたんだね」「河了貂は本当にできた人間だよ」などの声が上がった。

 それから9日後、大虐殺を知った秦王・エイ政は自ら軍を率いて最前線に現れた。一体エイ政は桓騎にどのような処分をくだすのか、今後の展開に注目していきたい。

キングダム
『キングダム』62巻(原泰久/集英社)