【最新号レポ】『キングダム』「お前は“人”に期待しすぎだ」桓騎の痛烈なひと言にエイ政が返した言葉とは…?/ヤングジャンプ50特大号

マンガ

公開日:2021/11/17

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』50特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年11月11日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』50特大号。『キングダム』第699話では、ブレない姿勢を見せる秦王・エイ政に対して「信念を感じた! カッコよすぎる」など称賛する声が相次いだ。

 “趙兵捕虜の大虐殺”を断罪しようとしたところ、桓騎から「今この世で一番人を殺してんのはお前だぞ」と反論されてしまったエイ政。桓騎軍の副官・黒桜も「その通りだ 戦争仕掛けてんのはお前だ」などと追い打ちをかけてくるが、エイ政は「黙れ」と一蹴する。

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 そして“列国と1つになるためには捕虜の大虐殺などもってのほか”だと説明。しかしここでも桓騎が横槍を入れ、「他人(よそ)の土地に侵略し殺して奪って その上でその連中と一つになれると 本気でそう思ってんのか?」と核心をつく。

 桓騎からの鋭い問いかけに戸惑いを見せるかと思いきや、エイ政は「そうだ」と即答。“絶対に不可能”だと考える桓騎はエイ政を嘲笑い、「お前は“人”に期待しすぎだ」と痛烈な言葉を浴びせるのだった――。

 周囲の人たちは桓騎のセリフを聞いて思わず困惑したものの、唯一エイ政だけは「それのどこが悪い」と反論。度々問い詰められても決して揺るがないエイ政に、「さすが秦王! ひと言ひと言に重みがあるね」「中華統一を本気で叶えようとする思いが伝わってきた」などの声が上がっている。

 結局“摩論の説明”と“扈輒軍撃破の功”に免じて、桓騎の斬首を取りやめたエイ政。今回はお咎めナシで終わったが、今度同じような事態が起きれば桓騎の断罪は免れないだろう。

キングダム
『キングダム』63巻(原泰久/集英社)