【最新号レポ】『ゴールデンカムイ』アシリパが白石由竹に渡した“宝物”が話題! 四角い物体の正体は…/ヤングジャンプ18特大号

マンガ

公開日:2022/4/7

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』18特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 『ゴールデンカムイ』第311話が、2022年3月31日(木)の『週刊ヤングジャンプ』18特大号に掲載された。読者の注目はアシリパ(リは小文字)が白石由竹に渡した“ある物”へ注がれていたようで、「何かと思ったらまさかの…www」と話題になった。

 鶴見中尉の銃撃を回避するために、一旦列車の中へ逃げ込んだアシリパたち。疲労困憊の杉元佐一とそんな彼に肩を貸す白石を前に、ふとアシリパは「ふたりに頼みがある」と話を切り出す。続けて語った“彼女のお願い”とは、“井戸に隠してある金塊をそのままにしてほしい”というものだった。

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 これまで金塊のせいで様々な犠牲を払ってきただけに、“今更金塊を手に入れたとしても「めでたし めでたし」とは絶対にならない。「黄金のカムイの呪いを断ち切らないと!!」”と懸命に思いを伝えるアシリパは、金塊の代わりに自分の宝物を彼らに差し出すのだが――。

 父親の形見でもある金貨を受け取った杉元に対し、白石が貰ったものはアシリパがかねてより持ち歩いていた“カサカサのはんぺん”であった。

 彼女がはんぺんを手にしたのは第55話でのことで、牛山辰馬が埋まっていると思われる瓦礫から彼のおでこによく似たはんぺんを拾い上げたのが始まり。それからずっと肌身離さず持ち歩いていたようで、SNS上にはツッコミの声とともに「あんなカサカサになるまで持っていたはんぺんを渡したかと思うと感慨深い」「グッと来てしまった…」などの反響もあがっていた。

 彼女の思いは、きっと白石にも届いているに違いない。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』28巻(野田サトル/集英社)