好きなものを貫き通せる人には、必ず、その支えとなる人物がいるのかもしれない。NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」を観ながら、ふとそう思った。「らんまん」の主人公…
文芸・カルチャー
2023/8/6
吉原を舞台にした小説というと、遊女たちの悲しき恋の物語が連想されがちだが、朝井まかて氏の『落花狼藉』(双葉社)は、吉原創建の中心人物となった庄司甚右衛門の妻で…
文芸・カルチャー
2022/8/31
『白光』 ●あらすじ● まだ開国して間もない明治5年、「絵師になります」と宣言して故郷の笠間(茨城県)を飛び出した山下りん。武士の家に生まれ、結婚するのが当たり前と…
今月のプラチナ本
2021/9/6
親という存在は一体何なのだろう。初めて目の前に現れる他者であり、愛着せずにはいられない相手であり、畏敬の対象でもある。大人になっても、越えられない壁のように、…
文芸・カルチャー
2020/9/11
「ぬけまいる」、分かりにくいです。何のことでしょう。「ぬけカード」でたまるポイントのことではありません。「まいる」から説明します。 「まいる」は「詣る」です。江…
小説・エッセイ
2015/2/11
昔住んでいた部屋に今は別の人が暮らしているなんて想像できない気がしていたが、ベランダに干された知らない誰かの洗濯物を見たとき、ああ、別に何も寂しがる必要なんて…
小説・エッセイ
2014/8/17
樋口一葉の歌の師匠であり、歌塾「萩の舎」を主宰して一世を風靡した中島歌子。彼女は幕末、天狗党の志士に嫁いで水戸に下った。壮絶な運命に翻弄されながらも、恋に命を…
2013/10/5
『花競べ向嶋なずな屋繁盛記』(朝井まかて/講談社) 7月30日から「江戸東京博物館」で開催されている、特別展「花開く江戸の園芸」。当時世界でも突出したガーデニング技…
暮らし
2013/7/31
江戸時代、通行手形も金も持たずいきなり伊勢神宮参拝をめざす「抜け詣り」が行われていた。そんな人たちの面倒を見ることが功徳になるとされていた時代、かつての「馬喰…
2012/12/6
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夏休み、田舎、そして可愛い従妹! ニヤニヤが止まらないシチュエーションでおくる、ニコニコ漫画2023年年間ランキング第10位のカントリーラブコメ『いとこのこ』がついにコミックス化!
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