公益財団法人 角川文化振興財団 主催 第59回「迢空賞」決定のお知らせ

公益財団法人 角川文化振興財団

更新日:2025/4/9

公益財団法人 角川文化振興財団
公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区、理事長:川上量生、以下 角川文化振興財団)は、このたび、2025年4月5日(土)に第59回「迢空賞」の選考会を東京・神楽坂の志満金において開催し、受賞作が決定いたしましたので以下の通りお知らせいたします。

■第59回 迢空賞
花山多佳子(はなやまたかこ) 歌集『三本のやまぼふし』(2024年7月 砂子屋書房刊)
*第12歌集。2015年から2020年までの494首を収録。

花山多佳子(はなやまたかこ)氏 歌集『三本のやまぼふし』(2024年7月 砂子屋書房刊)

表  彰     賞状・記念品・副賞100万円

贈 呈 式     2025年6月29日(日) 16時より 
         於 ホテルメトロポリタンエドモント(東京・飯田橋)

選考委員選評   2025年5月23日(金)発売の角川『短歌』 6月号に掲載予定

選考対象     2024年1月1日から同年12月31日の間に刊行された歌集

選考委員     佐佐木幸綱  高野公彦  永田和宏  馬場あき子 (敬称略/50音順)
      *佐佐木幸綱委員は体調不良により欠席のため、選考を他の委員に委任いただきました。

最終候補作    下記の5作について厳正な審査の結果、受賞作を決定いたしました。
         大松達知『ばんじろう』(六花書林)/大辻隆弘『橡と石垣』(砂子屋書房)/
         黒木三千代『草の譜』(砂子屋書房)/ 外塚喬『不変』(いりの舎)/
         花山多佳子『三本のやまぼふし』(砂子屋書房) 〔敬称略・著者50音順〕

受賞者プロフィール  
花山多佳子(はなやま たかこ)
略歴
1948年3月5日、東京都生まれ。(77歳) 
同志社大学在学中の1968年、「塔短歌会」入会。高安国世に師事。
現在、「塔」選者、河北新報「河北歌壇」選者。

歌集
『樹の下の椅子』『楕円の実』『砂鉄の光』『草舟』『空合』『春疾風』『木香薔薇』『胡瓜草』『木立ダリア』『晴れ・風あり』『鳥影』『三本のやまぼふし』

著書
『森岡貞香の秀歌』

受賞歴
1994年 第2回ながらみ現代短歌賞 (歌集『草舟』) 
1999年 第9回河野愛子賞 (歌集『空合』)
2007年 第18回斎藤茂吉短歌文学賞 (歌集『木香薔薇』)
2011年 第47回短歌研究賞 (「雪平鍋」30首)
2012年 第4回小野市詩歌文学賞 (歌集『胡瓜草』)
2020年 第35回詩歌文学館賞 (歌集『鳥影』) 

■角川文化振興財団について
角川文化振興財団は「わが国の文化の振興に寄与する」という財団の設立目的実現のために、文芸の成果に対する顕彰、文芸に関する出版、文芸の研究や著述の刊行への助成、映画芸術振興に関する助成、また文芸・映画資料の収集・保存・展示等、様々な事業を行っております。
公式サイト:https://www.kadokawa-zaidan.or.jp/
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