懐かしき名作ゲームと思春期の合体技に俺の心がコンティニュー!

公開日:2012/12/23

ハイスコアガール 〈1〉

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : スクウェア・エニックス
ジャンル:コミック 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:押切蓮介 価格:627円

※最新の価格はストアでご確認ください。

みなさん、お早うございますコンニチハ今晩は。初めてゲーセンで『源平討魔伝』を目にした時の感動を今も鮮明に覚えている中國卓郎です。嗚呼その辺のセピア色な思い出を文字数フンダンに使ってネットリ濃厚に書きたい…ならブログで書けよバカ! って話ですね申し訳ないです。

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時は1991年。『ストリートファイター2』こと通称“スト2”がゲームセンターに登場した年よりこの物語は始まる。“ガイル使い”としてそれなりの腕を持つ矢口ハルオ(小6)は圧倒的な強さを誇る“ザンギエフ使い”に惨敗するのだが、その相手こそ同じクラスの無口なお嬢様、大野晶であった。ってな感じに2人のゲーマーとしてのプライドを賭けた勝負や共闘が90年代の名作ゲームと共に描かれているのですが…

「ザンギエフのダブルニーからのスクリューなんてハメじゃん!」「いや先に“待ちガイル”やってきた方が悪いだろ!」とか「PCエンジン買えばゲーセンにあるナムコのゲームが家で出来んぞ!」「え~でもやっぱスーファミだろ?『ファイナルファイト』とか出るんだぜ!」とか「なぁ『サムスピ』やった? ツバゼリアイとか画面ズームとか超カッケーよ!」等々。嗚呼ダメだ! 当時のゲームに詳しくない皆様を置き去りにしたままなのに蘇っちまうよ。あの頃の楽しかった思い出がっ!

ゲーセンはもちろんの事、あの頃はゲーム機が置かれた駄菓子屋が町の至る所にあったんだよなぁ。30円のサイダーと粉末ジュースでオリジナルカクテルを作って一緒にチビッコ焼きそば食うの! んで、ちょっと奮発してビッグカツでも付けようものなら幸せ過ぎてそりゃもう…イヤだからブログでお書きよスカポンタン! って話なんですが、でもですね? ホントそう言う気分にさせてくれる作品なんです。

中でも“あの頃”小~中学生だった男性諸君! 諸君は当時「あ~ゲームの腕が同レベルでしかも可愛いくて、さらには着かず離れず絶妙な距離感の女子がクラスにいたらなぁ」とか思ったりした事はないだろうか? イヤあるはずだ俺はある凄まじくある! そんな思春期に自覚ある方々(過去でも現在でも可)は胸がキュンキュン鳴り放題の恐れがあるため、本書を読む際は心のマナーモードをお忘れにならぬ様お気をつけ下さいっ!


駄菓子屋にはこんな「難易度ベリーハード」な筐体があったもんです

途中にカラーページが複数あります。発色が中々良かったです

「元祖」はボタン入力の力加減で攻撃の強~弱が変化! くぅ~っ懐かしい

精肉店の揚げ物。最近、食べてないなぁ食べたいなぁ!

どうですか? 100点のコメントですぜコンチクショー!