心霊、犯罪者、狂気…身近な恐怖に彩られた12の物語

小説・エッセイ

2013/1/19

唐突だが、こんな料理店を想像してみてほしい。 表通りから一本入ったところにある、こぎれいな門構えの和食料理屋である。板前は無口ながら、たしかな技倆の持ち主。旬の素材をいつでも仕入れてきて、繊細な料理法で提供してくれる。そのうえ店の雰囲気がいい。緊張感はあるのに、へんに格式張ったところはなく、学生グループから若いカップ... 続きを読む