このマンガ家が熱い! ブレイク真っ最中のヤマシタトモコ、珠玉の7篇+後日談

コミック

2011/1/20

タッチ・ミー・アゲイン

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : リブレ出版
ジャンル:コミック 購入元:電子貸本Renta!
著者名:ヤマシタトモコ 価格:630円

※最新の価格はストアでご確認ください。

「このマンガがすごい! 2011」オンナ編ランキングでは、同一作家による1、2位独占という初の快挙を成し遂げたヤマシタトモコ。ここ数年は一般誌でもメキメキ活躍中の彼女ですが、原点はやっぱりBLでしょう。とりわけこの『タッチ・ミー・アゲイン』は出色の出来。恋が成就する寸前、ギリギリ崖っぷちの切なさが、7つの物語にたっぷり滴るように詰まっています。

恋愛ってたぶん、あの瞬間が一番気持ちいいと思いません?

ゲイ同士の純愛から、ゲイとノンケの駆け引きまで。

胸キュンとエロ、ユーモアと切なさ。

7組の♂×♂カップルの恋模様はどれも絶品ですが、ここでは表題作の「タッチ・ミー・アゲイン」に注目。

7年前に一度だけ「セックスに似た関係」を結んで以来、親友ゴッコを続けている押切と遠田。互いに欲望を抱えながらも、「もし拒否されたら?」という恐怖から身動きがとれなくなった男たちの内面が、それぞれの視点から交互に綴られていきます。

もう一度触れたい。でも踏み出せない。

もちろん、読者の予想に違わず彼らは「もう一度触れあう」わけですが、そこに行き着くまでの切実さ、2人の間に漂う緊張感こそが、この話のキモだといっていいでしょう。

磨き抜かれたモノローグの鮮やかな手並みにも惚れ惚れします。

BLが好きとか嫌いとか、そういう好みはひとまず脇において。

「マンガが好き」という自覚がある人は、ヤマシタトモコを手にして損はなし!

とりあえず、恋したことがある人はみんな読んどけ!

一度だけ「セックスに似た関係」をもって以来、微妙な距離を保ち続ける押切と遠田

男の人の弱さがちらっと垣間見える瞬間、たまりません

ついにリミッターが振りきれてしまった遠田。感情&欲情が爆発寸前の表情

「Renta!」で読む場合は、画面中央をタップすれば設定が浮かび上がります

フツーの会話の端々に、グッとくる口説き文句が紛れ込んでいるので注意!