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ヤマシタトモコ

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
やましたともこ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

BL誌を中心に活躍した後、青年誌、女性誌へと幅を広げる。『このマンガがすごい!2011』 オンナ編で1位、2位を独占。

「ヤマシタトモコ」のおすすめ記事・レビュー

除霊=気持ちいい!? 霊が見える主人公と特殊清掃屋の、ホラーブロマンス!

除霊=気持ちいい!? 霊が見える主人公と特殊清掃屋の、ホラーブロマンス!

『さんかく窓の外側は夜』(ヤマシタトモコ/リブレ出版)現在3巻まで発売中!  霊感がある、というのは、どういう感覚なのだろうか? 全く信じていないわけではないが、霊感ゼロの筆者には想像もつかない。しかし、本人も見たくて見ているわけではないのに、周囲に気味悪がられたり、好奇の目で見られたり、もしくは誰にも言えずに抱え込んだり、何かと苦労も多いのだろう。『さんかく窓の外側は夜』(ヤマシタトモコ/リブレ出版)の主人公「三角康介」も、そんな霊感を持つ人間の1人だ。

 三角は近眼だが、霊だけは裸眼でもはっきりと見える。彼は、“見る力”がとても強いのだ。その力を周囲に隠して書店員として働いていた三角は、ある日、除霊を生業としている男「冷川理人」にその体質を見初められる。そこから、冷川に言われるがままに除霊に付き合わされることとなった――。

 除霊の仕方は至ってシンプル。冷川が三角の中に手を入れ、霊をぶん投げる。どうやら、三角の魂的なものに直接触れてそれをブースターにしてぶん投げると、冷川は体力も時間も大幅に節約できるようなのだ。さらにこの除霊、2人ですると、慣…

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特集番外編1 2013年3月号

特集番外編1 2013年3月号

女子向けマンガは男子の教科書!?

編集K  

30代女子マンガ特集、お読み頂けましたでしょうか。

今回特集を担当させて頂いた私Kですが、何を隠そう30代でも女子でもありません! しかしそんな私が読んでも30代女子向けマンガは本当に面白い!いま旬なマンガが集まっていると思います。

以前ヤマシタトモコさんの特集をやらせて頂いたときに、『HER』に登場するたくさんの女性キャラクターたちを見て「オ、オンナって怖ぇ……でも勉強になる」と思ったものでしたが、今回さまざまな作家さんの作品を横断的に読むことによって、その題材と、それを捉える著者の視点の多様さに改めて驚かされました。

ヤマシタさんに代表されるようなリアル系から、ついつい主人公たちを応援したくなる青春もの、懐かしの少女マンガ設定を受け継ぐ恋愛マンガ、壮大なストーリーで読み手をワクワクさせるファンタジーものまで、大雑把にジャンル分けすると、今度は具体的な作品名がどんどん頭の中に浮かび上がってきます。『りぼん』『なかよし』の黄金期に少女時代を過ごした30代女子向けのコンテンツは本当に層が厚いのです。

今…

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劣等感、嫉妬心…“女の怖さ”を描いたヤマシタトモコの最新作

劣等感、嫉妬心…“女の怖さ”を描いたヤマシタトモコの最新作

 Perfumeのかしゆか、二階堂ふみなどマンガ通の芸能人たちも愛読を公言するなど、いま乗りに乗っているヤマシタトモコ。 そんなヤマシタの最新作は、“女の怖さ”を存分に描いている。主人公は14歳の少女・手島日波里。日波里は、同い年の女の子より色っぽい体つきをしている。そのせいで男子からは性的な目で見られ、女子からは反感を買う……。

 8月8日に発売された『ひばりの朝』(祥伝社)はそんな日波里を、周辺の男女の目を通して描く連作形式の作品だ。胸を抉るような心理描写に定評があり、多くの人をひきつけるヤマシタトモコが手がけるこの作品には、いろんなタイプの“女”が登場する。あなたはそんな彼女たちが見せる“女の怖さ”に耐えることができるか?

 まずクラスメイトの美知花は“女の怖さ”と聞いて誰もが思い浮かべるような、親友のフリをして相手を見下すタイプの女の子だ。 クラスで浮いている存在の日波里にも優しく声をかけ、さりげなく「もしかして今悩みとかある?」と問いかけて信頼を得たりもするが、実際は相手を見下して「ミツのアジ」を貪っているのだ。心の中では「ね 消えて? て…

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スポーツであり芸術! 今大注目のダンスマンガ

スポーツであり芸術! 今大注目のダンスマンガ

 日本人バレエダンサーが世界で活躍し、音楽界ではダンスユニットが全盛。ダンスは今、最も注目されるカルチャーの一つだ。そしてマンガ界にも、今、多くのダンスマンガが誕生している。ダ・ヴィンチ9月号では、今注目のダンスマンガを特集。その人気は男性マンガにも波及しているのだ。高校の社交ダンス部を描いたヤマシタトモコの『BUTTER!!!』(講談社)はその代表例。

 ダンスマンガの魅力の一つは、主人公たちが積む厳しい鍛錬の過程にあるが、その終着点として彼らは何を表現するのか。それは自分自身、自分という人間ではないか。ダンスに向き合う彼らの姿は、彼らの人生そのものなのだ。

 堪え難い困難や不幸を克服し、さらにパワーに変える。『ボールルームへようこそ』(竹内 友/講談社)の多々良は、自分に自信がなかったからこそ社交ダンスに誠実な情熱を注げた。『MOON』(曽田正人/小学館)の昴は、双子の弟を病で失った過去と母との葛藤と闘いながら、クラシックバレエという芸術に挑んだ。

 困難に直面しても大切な何かがあれば、きっと前に進める。生きる勇気を、ダンスマンガは私たちに教えてく…

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映画『ヒミズ』が高評価の文化系女優・二階堂ふみは腐女子だった!

映画『ヒミズ』が高評価の文化系女優・二階堂ふみは腐女子だった!

 昨年、『ヒミズ』で第68回ヴェネツィア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を日本人で初めて受賞し、その高い表現力から「正統派の映画女優」「第2の宮﨑あおい」との呼び声も高い女優・二階堂ふみ。

 愛読する作家に太宰治、好きなアーティストにパンクバンド「水中、それは苦しい」の名を挙げるなど、“文化系女優”としても人気を集めている。そんな彼女が「SWITCH」6月号『恋するマンガ』特集に登場し、インタビューで好きなマンガ作品について語っているのだが、なんと「BLが大好き」と告白。ヤマシタトモコのBL作品『YES, IT'S ME』を推薦している。

 この作品について、「まず素晴らしいのは描かれているのは愛とか恋のようで、弱さや醜さであり“人間”そのものだということ」と絶賛し、さらに「(主人公が)オトコ同士だからこそ描ける、愛情や友情か分からない、曖昧で甘美な感情について考えさせられる」と発言。BL作品だからこそ持ち得る奥深さに感じ入っている様子だ。

 なんでも、彼女は中学3年生のときにこの作品を読んだことで、「恋愛も悪くないのかな」と思…

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ヤマシタトモコ、作品に「自分の実体験」をいれて少しぐったり

ヤマシタトモコ、作品に「自分の実体験」をいれて少しぐったり

  「節目になったのは『恋の話がしたい』と『HER』ですね」

話題の人気漫画家・ヤマシタトモコさんに、デビューからここまで振り返ってみて印象に残った作品を聞くと、この2作の名前があがった。

『HER』は、いろいろなタイプの女性の本音が炸裂する連作短編。一方の『恋の話がしたい』はBL作品。つきあう前とつきあってすぐの、探りあいながら関係を作っていく二人の男性のやりとりが描かれる。

「私が恋がうまくいかない話ばかり描くので、編集さんからハッピーなやつが読みたいです!と言われて描いた作品です。つきあいはじめたころの二人はどうですか、と言われたんですけど『つきあうって……何かね?』って思ったので、それについて二人が考える話になりました」

 この2作を描く時に、「いままでとは違うやり方で描こう」と考えたヤマシタさん。作品に「自分の実体験や思ったこと」を入れた。

「そんなにダイレクトに反映されているわけじゃないんですけど、わりと多めに入れるようになった。やってみて、少しぐったりしましたが(笑)。実体験の割合としては20%くらいなのに、ここはほんとだから恥ずか…

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ヤマシタトモコ「子どもたちをエロい目で見ないようにしています」

ヤマシタトモコ「子どもたちをエロい目で見ないようにしています」

  『HER』『ドントクライ、ガール』など、話題作を生み出し続けているヤマシタトモコさんが初めて青年誌で長期連載しているのが、『BUTTER!!!』。男子3人、女子3人の高校社交ダンス部を舞台にした青春ものだ。

 高校!部活!とくれば、当然、恋!が続くと思う。 けれど、「男と女が恋に落ちない世界」を作りあげてきたヤマシタさんが描くこの作品でも、やはり彼らは恋をしない。

 「まだ、それ以前の子どもたちです。10代の時、自分が恋をしていなかったので、リアルじゃないというのもある」

 誰かを好きになってつきあう。それは、外向きな人の領分だと、ヤマシタさんは考える。

 「私とか、『BUTTER!!!』の子たちのように教室の隅っこにいるようなタイプの子は、そういうこととはまだ無縁なんです。ちょいちょい恋愛のようなものも出てはくるけれど、大人と違って彼らは解決方法もわからないし、恋の自覚もない。今回は未成熟な子たちを描きたいです」

 そのために、本作を描くにあたって気をつけていることがあるという。

 「実は彼らをエロい目で見ないように、自分を抑えているんですよ(笑)」

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特集番外編2 2011年11月号

特集番外編2 2011年11月号

「男」と「女」とヤマシタトモ「子」 編集K 今回ヤマシタトモコさん特集を担当したトロイカ学習帳でもおなじみ・編集Kです。じつはこのヤマシタトモコさん特集、私が『ダ・ヴィンチ』に移ってきて初めて担当した特集でした。 恥ずかしながらこの特集の担当に決まるまでは、『このマンガがすごい!』の受賞作を含めた最近の作品しか読んでおらず、特にBLものは全くの未踏だったんですが、読んでみたらまさにそのBLものがスバラシイ!! 作品から伝わる熱量が圧倒的で、男たちの言葉が本当に切なくて、いつの間にか作品世界に引き込まれている私がいました。必死に生きている感じがたまらなかったです。 そんな風にしてヤマシタ組み入りを果たした私ですが、今回はより多くの人にヤマシタさんの名前と魅力を知ってもらおうと、『HER』や『ドントクライ、ガール♥』などBL以外の作品をメインに紹介させて頂きました(今回の特集でヤマシタさんに興味を持った人は絶対BLものも読んだ方がいいです!)。 さて、そんなヤマシタさん特集。やってみて心底思ったのが、男と女でここまで読み方が分かれる漫画家さんはいな…

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「ヤマシタトモコ」の本・マンガ

仕事本 わたしたちの緊急事態日記

仕事本 わたしたちの緊急事態日記

作家
尾崎世界観
町田康
花田 菜々子
ヤマシタトモコ
川本三郎
立川 談四楼 他77人
出版社
左右社
発売日
2020-06-23
ISBN
9784865282832
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まるごとねこっけ~雲田はるこ「いとしの猫っ毛」 トリビュートブック~ (シトロンコミックス)

まるごとねこっけ~雲田はるこ「いとしの猫っ毛」 トリビュートブック~ (シトロンコミックス)

作家
雲田はるこ
いくえみ綾
カシオ
雁須磨子
河内遙
草間さかえ
彩景でりこ
紗久楽さわ
志村貴子
蛇龍どくろ
竹内佐千子
田中相
金田淳子
たなと
釣巻和
ニイマリコ(HOMMヨ)
依田沙江美
新田祐克
日高ショーコ
秀良子
福田里香
藤生
三浦しをん
会田薫
桃山なおこ
もろづみすみとも
ヤマシタトモコ
山田参助
ふみふみこ
四宮しの
青山十三
竹田昼
遠藤
青木光恵
阿仁谷ユイジ
泉知佳(阿仁谷組)
糸井のぞ
宇野ジニア
えすとえむ
出版社
リブレ出版
発売日
2014-04-23
ISBN
9784799714775
作品情報を見る
さんかく窓の外側は夜 映画版ノベライズ (講談社文庫)

さんかく窓の外側は夜 映画版ノベライズ (講談社文庫)

作家
橘もも
相沢友子
ヤマシタトモコ
出版社
講談社
発売日
2020-11-13
ISBN
9784065209523
作品情報を見る

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