ダイエットにも有効! 心をすっきり整理させたい人へ、適切に「考える」ための整理術

小学館

2011/8/21

考えない練習

ハード : iPhone 発売元 : SHOGAKUKAN INC.
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:800円

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これはもしかしたら新しいタイプのダイエット本だったのかもしれない……!!
  
と、第5章「食べる」を読んで驚愕。ちょっと前に話題になったこの本、きっとたくさん「心を落ち着けましょう」というような書評は出ていることと思いますので今回は、ダイエット本としての側面を強調してみたいと思います。
  
あ、ちゃんとタイトルとおり整理術的な話もするよ!

本書は「聞く」「見る」「捨てる」「育てる」など8つに章立てされ、第5章では「適切に食べる練習」について。
  
『「してはいけない」と思えば思うほどしたくなる脳の不思議』と題したここでの至言は〈「痩せたい」と考えれば考えるほど、ダイエットは実現しにくいもの〉。要するにですね、「ストレスが溜まる→食べて発散→太る→痩せたい→減らす→食べたい→反動で食べる→痩せたい→食べたい→痩せたい→食べたい…」というサイクルが起きているそうで、ああ!だからダイエット決意した端からおなかすくのか! と妙に納得したわけです。
  
そんな愚かな女性(わたし)に対し「食べることを考えるな」と至極もっともなことをおっしゃる小池さんは、じゃあそういう時はどういう心の持ちよう、考え方をしたらいいんだろう? と、冷静に教えてくれます。しかもまず「ああ、こういう考え方をしてしまう自分は当たり前のことで悪いことじゃないんだな」と肯定してくれるので、気が楽になるし、素直に「なるほど~」と思えます。さすがお坊様!
  
そういう、普段はわりと大丈夫なんだけどダイエットに関してはどうしても何もできない! とか恋愛だけは無理なの! とか部屋の片付けできないの! みたいな苦手分野に応用していけばいいのだというのがこの本を読んだ感想。
  
そりゃあね、イライラするー、むかつくー、かなしいー、なんかやだー、つらいー、っていう感情全部が全部をコントロールできたらいいですよ。でもそれだったらみんなお坊様になっちゃえよ、って話です。そんなこと凡人、煩悩まみれの俗世の人間にはむりです。だからこの本では、ケースバイケースで「考えない」=「思考をシャットアウトする」ではなくて、「適切に物事を考える」=「必要なこと以外は考えない」練習を教えてくれているのですね。
  
第5章「食べる」でハッッと開眼したわたしのように、みなさまにもそれぞれの苦手分野における対処法が見つかるかもしれません。

最初に、著者の小池さんのインタビュー動画つき!

電子書籍ならではの基本機能はばっちり。気になった言葉などにマーカーしたりしてみたり