読みたい本がここにある
たちばな・もも●1984年生まれ。編集者兼ライター。児童文学、ファンタジー小説が大好き。幼いころから空想世界にどっぷりつかってきた結果、地に足がつかないまま気づけば三十路間近。編集として手がけた本は『吉野北高校図書委員会』シリーズ(山本渚)、『はじめまして、本棚荘』(紺野キリフキ)、『読まずに小説書けますか』(岡野宏文×豊崎由美)など。編集協力書に『パンプキン!』(令丈ヒロ子)。 ⇒立花ももさんの本棚はこちら
さて問題です。 頭がよくて、はっきりものを言える、35歳独身の女性。 学生時代は社会学を学び、差別問題に関心を持ち、反核デモにも参加していた彼女は現在、何をしているで...
ビジネス・社会・経済
2014/8/3
男女の友情って成立すると思う? なんて質問はそこらじゅうでかわされていますが、そんなもんは人による、としか言いようがないと思います。当人の性格ということではなく、相手...
小説・エッセイ
2014/7/12
今や時の人、朝井リョウさんを輩出した小説すばる新人賞の最新受賞作が本作。いきなり電子書籍化(しかも紙より少しだけ安い!)してくれるという太っ腹。読み終わったいま、電子で買...
小説・エッセイ
2013/7/6
村上春樹狂想曲から3か月が経とうとしておりますが、皆さまは読まれましたでしょうか、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。読んだ方にはもちろん、買ったはいいけどまだ...
小説・エッセイ
2013/6/28
上橋菜穂子さん、小野不由美さん、荻原規子さんを“ファンタジー三羽烏”と総称したのは金原瑞人さんですが、忘れちゃいけないのがこの方、向山貴彦さん。1999年に発売された『童...
小説・エッセイ
2013/6/5
『空飛ぶ広報室』(有川浩)がドラマ化されましたね。「自衛隊なんてみんな知ってるのに、何を広報するの?」そんなふうに思った人もいるんじゃないでしょうか。 でも、どんな組織に...
小説・エッセイ
2013/5/2
何が素晴らしいってもう、動画と語りと音楽と、その複合で構成される不可思議で神秘的な世界観ですよ。それが実は植物の生態解説に繋がってるっていうんだからもう、見事としか言いよ...
コミック
2013/2/4
世の中、いろんな恋や愛の形があるんだなぁ…としみじみしたのは感動したからというよりも、おかしみが一回りしたら味わいになったといいましょうか、なんていうか、活字で声出して笑...
小説・エッセイ
2013/1/31
もう何がおもしろいってね。いい年したオジサンたちが、「ぱるる」とか「まゆゆ」とか女の子をあだ名で呼びながら真剣にアイドルを語ってることですよ。いや、ばかにしてません。ほん...
AKB48
2013/1/9
人間、死ぬ時はひとりなのよ。というのが、幼きころからわが母の教えでありました。当時は小学生相手になんてシビアなことを言う母だ、と思いましたが、三十路手前の今、つくづく感じ...
コミック
2013/1/6
人の行動って、大なり小なり“欲”が起点となっていますよね。お坊さんだって、そもそもは“悟りたい”と欲したから出家したわけで。何かが欲しいと思ったらそのために動くのが人間で...
小説・エッセイ
2012/10/20
初めて買ったCDはジュディマリの『そばかす』でした。理由は、アニメ『るろうに剣心』のOP曲だったから。ほかにも、イエモン、川本真琴、T.M.Revolutionなどを起用...
コミック
2012/8/25
田中みな実アナにイラっとするのはぶりっこのせいじゃなくて、世の中の女子は男が思うほど彼女に嫉妬したりむかついたりしていないよ、でもどう説明していいかわかんねえなあ!……と...
コミック
2012/8/22
私事でごめんなさい。だいっっすきなんですよ、このマンガ! 連載開始から『花とゆめ』本誌でずっと追いかけ続け、コミックも全巻そろえて何度も読んでいるのに、今回、電子でまた大...
コミック
2012/8/20
社会人になりたての頃、マンガ雑誌は『花とゆめ』が好きでしたと言ったら同僚に「やっぱり」と言われました。どういう意味だったのでしょう。それはさておき、白泉社系は優しいファン...
コミック
2012/8/14
久しぶりに読み直してみて、「なぜこの作品がまだ実写化していないのか!」と地団駄を踏んでしまいました。 伝説の映画プロデューサーによる「女二人芝居」の異色のオーディション。...
小説・エッセイ
2012/8/10
先日、思いがけず酒席で盛り上がったのがこの「クレヨン王国」シリーズ。世代も性別も違うお相手でしたが、とにかくこのシリーズはおもしろかった、けっこうシビアな話が多くて衝撃だ...
小説・エッセイ
2012/8/7
下世話な話って、みんな好きですよね。わたしも大好きです。三面記事に載る事件というのはだいたい、そんな下世話な人間関係のにおいがぷんぷんしています。ですが気をつけてください...
小説・エッセイ
2012/7/31
中野京子さんの『怖い絵』など、美術絵画の読み解きは“物語”好きにはたまらないもの。山本周五郎賞を受賞し、直木賞候補作ともなった本作は、アンリ・ルソーという1人の画家の人生...
小説・エッセイ
2012/7/28
2011年マンガ大賞で大賞を受賞した『銀の匙』の著者、荒川弘のいわずとしれた代表作『ハガレン』。 とりあえず、「錬金術」はもちろん、「兄弟」「禁忌」「機械」「バトル」「強...
コミック
2012/7/24
不覚にも、泣いてしまった。 寝る前にベッドでなにげなく読みはじめ、終えたあとはぼろぼろと涙がこぼれだしてびっくり。かる~い気持ちで読み進めていたのに、知らないうちに琴線に...
小説・エッセイ
2012/5/16
個人的には、辻村作品のなかで2番目に好きな作品(1番は『凍りのくじら』)。 花嫁をこっそり交代してしまった、そっくり美人の双子姉妹。最初から当日までトラブル続きのカップル...
小説・エッセイ
2012/5/15
胸きゅん×ちょいミス、と思いきや、かなりどっしりとした骨太な日常ミステリー「ハルチカ」シリーズ第1弾。 語り手は女子高生(チカ)、探偵役は幼馴染の男の子(ハルタ)とくれば...
小説・エッセイ
2012/4/21
アニメ放映当時、小学生。いまだにオープニング曲を口ずさんでしまえるこの作品、全巻を売っぱらったことを後悔していたらば、ついに電子書籍で登場! やっほい! でもまだ6巻まで...
コミック
2012/4/16
坂道を登る息遣い、屋上を打つ雨音、そしてジャズのセッション…そんな聴こえないはずの音がなぜか耳元で響き渡る本作品。さみしさの隙間にもぐりこんだはじめての友情、恋愛、そして...
コミック
2012/4/11
坂道を登る息遣い、屋上を打つ雨音、そしてジャズのセッション…そんな聴こえないはずの音がなぜか耳元で響き渡る本作品。さみしさの隙間にもぐりこんだはじめての友情、恋愛、そして...
コミック
2012/4/11
ただいま空前のミステリーブームなのであります(私的に)。 きっかけその1はアホみたいに面白かった『ミレニアム』ですが、その2はこちら『Another』。アニメ化・文庫化と...
小説・エッセイ
2012/3/15
歌舞伎を観たのは2度ほどという完全な初心者ですが、むしろ初心者ほど楽しいかもしれないこのアプリ。お堅いところは一切なく、むしろそんなにふざけちゃってていーの? というくら...
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2012/2/14
「生きろ。」 というのは『もののけ姫』のキャッチコピーですが、この『BASARA』に添えるに一番しっくりくるのもそれなのであります。田村由美さんの描く人物はすべて、「眼」...
コミック
2012/2/13
「生きろ。」 というのは『もののけ姫』のキャッチコピーですが、この『BASARA』に添えるに一番しっくりくるのもそれなのであります。田村由美さんの描く人物はすべて、「眼」...
コミック
2012/2/13
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ニュース
アニメ・マンガ
2018/4/22
連載
エンタメ
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レビュー
アニメ・マンガ
2018/4/21
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文芸・カルチャー
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