単なるバスケットボール漫画じゃない! アツくて深い言葉が胸に響く

コミック

2011/6/26

あひるの空 (1)

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : 講談社
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:日向武史 価格:432円

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バスケットボールの漫画。それだけで、思わず手に取ってしまう私。
  
この作品が他のバスケ漫画と違う部分は、大事な場面での言葉がとても深いということ。部活動をメインとする漫画にはアツくて心に響くものがしばしば登場しますが、それを凌駕するような、さらには部活動だけでなくて勉強や恋愛にまで通じるような、そんな言葉があるのです。

物語は、頭が良いとは言えない九頭龍高校に、主人公の車谷空が転入してくることから始まります。
  
身長は149cmと低めだけど、バスケが大好きな空。彼にはそれを克服するような3Pシュートという武器を持っています。
  
ただ純粋に、バスケをしたい。そして、入院している母との約束を果たすために、大会に出て優勝したい。しかし、九頭龍高校のバスケ部は不良の集まりで、まともにバスケができる環境ではありません。だけど、それだけで諦める空じゃない。バスケ部を再建させて大会に出場し、仲間と共に頂点を目指していきます。
  
大筋はこんな感じですが、どんなことにも壁やハンデというものが必ず存在するもの。それが登場人物の外見や内面でうまく表現されています。壁を克服するときの心情や仲間を思う気持ちなど、普段は当然のように思える言葉でも、胸に響く展開や描写はすごいとしか表現しようがありません。
  
自分を応援したくなったときに読んでみると、きっと頑張ろうと思えるようになるはずです。

不良に絡まれた空。かなりの強気です

しかし、ボコボコにやられてしまうほど喧嘩は弱い。でも、大切な物は守れた。それは…

空にとっての翼。身長のハンデを乗り越えられる唯一の物

転入初日。これからの新しいバスケ人生の幕開けに胸が躍ります

そこに現れた不良たち。空、ピンチ!

このアフロは一体誰? 明らかに高校生のようには見えないですが…

こんなクスリと笑えるシーンが時折あるのも、この漫画の魅力です (C)日向武史/講談社