コロッケ芸能界存続の秘訣は、ものまね対象者に毎年贈るお歳暮だった!?

小説・エッセイ

2014/12/15

マネる技術

ハード : 発売元 : 講談社
ジャンル: 購入元:BookLive!
著者名:コロッケ 価格:756円

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 コロッケはクロムハーツが大好きで、自身のブランドも立ち上げたほどのファッションマニアである…。まるで雑学ネタのような始め方をしてしまいましたが、この事実をどれだけの人が知っていたでしょうか。

 来年(2015年)で芸能生活35周年を迎えるコロッケ。今では芸能界のジャンルのひとつとして確立された、「ものまねタレント」のパイオニアとして誰もが知る存在となっている彼。ロボットになる五木ひろしや鼻くそをほじって食べる野口五郎などのネタは多くの人々に知られていると思いますが、彼の人間性を知る機会というのは実は、今までにほとんどありませんでした。

 『マネる技術』は、そんな言われてみれば確かに知らなかったコロッケの頭の中、「ものまねタレント」という仕事を通して学んだ、第一線に居続けるための秘訣が余すことなく書かれた1冊です。全編を通して書かれていたのは彼の様々な人達に対するリスペクト、そして感謝の気持ちでした。

 周りの人達やお客さんに感謝し続ける、というところまではよくある話かもしれません。加えて、「ものまねタレント」である彼は、ものまねの対象にしている歌手へのお礼も忘れないのです。なんでもネタにさせてもらっている方達へは(本書では「謝罪の意味も兼ねて」と書いてありますが)毎年欠かさずお歳暮を贈り続けているのだそうです。

 「まねをし続けるのが人間、もっと言えば“まねることは人生そのもの”」

 対象となる存在がいないと成立しない「ものまねタレント」という職業は非常に特殊なものですし、まだまだ競技人口も多くはありません。ですが彼のこの言葉にもあるように「ものまね」自体は実は全ての人間がしていることで、子供は親を、後輩は先輩のものまねをするから成長できている、実はものまねとは誰の人生にも関わりのあるものだったのです。

 そんな生きる上で絶対に必要な「ものまね」を極めたコロッケが、ものまね人生の全てを込めて書いた本書を、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

 もちろん上手にものまねをするための方法についても書いてありますよ!

□構成 4
□切り口 4
□実用性 5
□分かりやすさ 5
□平尾昌晃の笑顔思い出し度 5


なんとコロッケさんが最近のバラエティ番組について分析しています。テレビでは絶対に聞けない貴重なお話です

武田鉄矢さんの真似の仕方について。動画を観て確認したくなります

各章の終わりにはこんなオマケページも。若干悪意が感じられるところがとてもイイ!