こんなおっかない目にあったのは芸能界のあの人かもしれない

更新日:2011/9/5

テレビでは流せない芸能界の怖い話

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : TOブックス
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:電子貸本Renta!
著者名:怖い話研究会芸能部 価格:525円

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芸能界には幽霊を信じていたり、自分に霊能力があると信じている人が、ほんとにいっぱいいるんである。
  
芸能界というのはあれです、俳優さんでいえば演技力といいますか、つまり実力みたいなものさえあれば必ず有名になれると限らない世界じゃないですか。実力以外に、まるっきり不確かでどこに根拠があるんだか知れやしない、いわゆる「運」てやつがスターになれるとても大きな位置を占めていたりする。だからなんかいつも不安だろうと思うんです。なにがきっかけで干されちゃうかも分からないし。逆にいえば、しっかり目に見えるもの以外の、大きな力の存在を信じて、いつも味方につけていたい気持ちがあるんじゃないでしょうか。

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よく当たる占い師さんを身近においてる人は意外に多いですし、そこから心霊の世界にはあと一歩という感じをわたしは持っています。
  
ロケで地方に行くと、旅館なんかでいきなり「ああ、わたしこの部屋だめ」「お願い部屋かえて」などと言い出す人のいるのはしょっちゅうらしい。そこまで信じてたら、期待値を相当高く持ってるわけだから、幽霊なんか簡単に見ますよね。
  
というわけで、芸能界で見聞きしたおっかない話を集めたのがこの本です。某お笑い芸人でやたら幽霊を見る九州出身の人、といったらたぶんあのひとですが、渋谷のスクランブル交差点には行き交う人間たちにまじってたまげるくらい死者がいっしょに道を渡っているんですと。であそこにある巨大モニターの上にある日死者が座っていて、見なかったことにしようと下を向いたとたん「よく分かったな」とその死者が…。
  
僕の知り合いのちょっとだけ芸能界に足突っ込んだ女の子も、ある日交差点を渡っていてずいぶん背の高い人が歩いてきたなぁと思って、すれ違ってしばらくしてその人の足が地面についてなかったのに気がつき、振り返ったらもういなかったとかいってたことありましたね。
  
書いてあるのが芸能界の誰なのか想像しながら読むという楽しみもあって、怖い話し好きの方にはなかなかおすすめの一冊かも知れません。

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