『日めくり まいにち、眼トレ』で話題の日比野佐和子の「目がよくなる」レシピ【作ってみた】

食・料理

2017/6/14

『目がよくなる魔法のレシピ』(日比野佐和子/扶桑社)

 パソコンにスマホ、ゲームに読書など、多くの人が知らず知らずのうちに目を酷使している。目が疲れると、肩こりや頭痛などの弊害が出る上、寝てもなかなか疲れが取れない。パソコンを長時間使用した翌日、「たくさん寝たはずなのに体が怠い……」なんてこともあるはずだ。しかし、目は非常に大事な器官の1つ。少しでも労りたい、というのが本音だ。

 そこで紹介したいのが、『目がよくなる魔法のレシピ』(日比野佐和子/扶桑社)。『日めくり まいにち、眼トレ』(扶桑社)で話題となった日比野佐和子のレシピ本だ。本書は、目に効果的な食材をふんだんに使ったレシピだけを集めた本。レシピは季節ごとに分かれており、春夏秋冬で目にどんなダメージが蓄積されやすいのか分かるのも有難い。これからの季節、陽射しも紫外線も強くなり、目への負担も気になるところだ。そこで、夏のレシピを中心に、実際にいくつか作って紹介しようと思う。

■「カツオとアボカドのポキ風」(P.28)

【目に良い食材】カツオ、アボカド、ごま油

 1品目は、ドライアイや白内障予防、目の細胞のアンチエイジングに効果的な「カツオとアボカドのポキ風」。紫外線のダメージを強く受ける夏は、目のアンチエイジングも考える必要がある。

 作り方は簡単で、食べやすく切ってレモン汁と塩をふったアボカド、表面を軽く焼いたカツオをボウルに入れ、ごま油と醤油で味付けする。器に盛ったら白ごまと唐辛子をトッピングして完成だ。

 ごま油とアボカドの濃厚さ、アボカドにまぶしたレモン汁でカツオのクセが中和され、食べやすい。普段カツオをあまり食べない人にも試してほしい一品。おつまみとしても重宝する。

■「カラフルパプリカのガパオ炒め」(P.37)

【目に良い食材】ニンニク、パプリカ、鶏ひき肉

 続いて2品目は、水晶体の透明度に作用し、夜盲症予防、涙成分補強等に効果的な「カラフルパプリカのガパオ炒め」。ドライアイの人が増えていて、そもそも目が潤わないという人も多いが、涙は目を保護する重要な役割を果たしている。

 まずはフライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れ、鶏ひき肉を炒め、角切りにしたパプリカ、ピーマン、玉ねぎを加えて蒸し焼きにする。オリゴ糖(もしくは砂糖)、ナンプラー、オイスターソースで味付けし、最後にバジルを加えて完成。玄米ごはん、目玉焼きとともに盛り付ける。

 エスニックな風味が魅力的なガパオも、野菜をたっぷり加えることで目に優しい料理になる。半熟の卵と絡めることで、濃厚さも加わって絶品! 卵にしっかり火を通せば、時間がない日のお弁当としても使える。

■オリジナル「肉巻き野菜のチーズ焼き」

【目に良い食材】にんじん、パプリカ、ナス、青じそ、豚肉、チーズ

 せっかくなので、巻末の「目によい成分&食材一覧」から食材をチョイスし、オリジナルで作ってみた。目の粘膜細胞の生成、抗酸化作用、視力向上などの効果が期待できる食材を集めた「肉巻き野菜のチーズ焼き」。筆者も目を酷使する生活を送っているので、とにかく目の機能を回復させてくれそうなものを詰め込んだ。

 薄切り豚肉(ロース)に塩コショウをふり、「パプリカ2色」「にんじん」「ナスと青じそ」の組み合わせで巻いてフライパンで焼く。お皿の厚みに合わせて輪切りにし、並べてチーズをかけてトースターでこんがり焼けば完成。にんじんは、事前に電子レンジで加熱しておくと安心。

 パプリカの食感やナスと青じその爽やかさ、にんじんの甘みなど、食べる箇所によっていろいろな味が楽しめるメニュー。もちろん、好みの1種類で作ってもOK。

 目に良い食材、というと、にんじんやブルーベリーが有名だが、かなり多くの食材に効果が期待できることが分かった。また、この『目がよくなる魔法のレシピ』には、「症状別のオススメ栄養素」「目によい食べ方」などの、「目がよくなる魔法のコラム」も掲載されている。日々のちょっとした気遣いで目を労ることができるなら、どんどん取り入れていきたい。毎日の積み重ねが、目を、そして体を作っていく。

文=月乃雫