あなたが子どもの時、言葉にできなかった「モヤモヤ」が物語としてよみがえる! 西加奈子『円卓』3つの読みどころ

レビュー

『円卓』(西加奈子/文藝春秋)は、祖父母と両親、そして三つ子の姉たちに愛されて育った末っ子でありながら「孤独」を愛し、大らかで優しい家族たちを「凡人」「阿呆」と蔑む、偏屈で口の悪い小学3年生の女の子、…

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