燃え殻も絶賛する『猫の話をそのうちに』――大切な人への思いこそ言葉にできない……。元カノとの切ない交流が苦しくも羨ましい青春小説!

文芸・カルチャー

2017/12/28

『猫の話をそのうちに』(松久淳/小学館)  たとえば大切な人と離れ離れになったとき。家族を失ったとき。自分の生き方の問題点について、反論の余地もない厳しい指摘をされ、人目をはばからず泣いたとき。  そんな強烈な体験を経たとき、人は成長することができる。変わることができる。その人が何らかの作品を作る人であれば、そこでや... 続きを読む