「見渡せば糖質まみれ…」から子どもを守る! 正しい糖質制限で子どもが確実に変わる

出産・子育て

2018/9/25

『糖質制限で子どもが変わる!三島塾レシピ』(主婦の友社)

「成績が伸びない」「反抗されてばかり」など、子どもにまつわる悩みは尽きません。育て方が悪かった? それとも気性が激しい性格だから? いやいや、そうではなく、糖質過多の食事が原因だとしたら…。

『糖質制限で子どもが変わる!三島塾レシピ』(主婦の友社)は、“塾で食事を出す”ことによる食事指導と学習指導をセットにして、偏差値10UPは当たり前、多くの生徒の難関校合格を果たしている、三島塾によるレシピ集です。

 本書によると、「子どもの集中力がなく、ぐずって親を困らせるようなら危険信号。すぐに糖質制限を!」。糖質を摂ると血糖値が上がって闘争心がメラメラ。その2〜3時間後には眠くなってしまうそうです。その繰り返しでイライラが募ると、暴力や不登校、成績不振などの問題行動につながることも…。

 本書では、中学生だけでなく、小学生の反抗期も見逃さないでほしい、と綴っています。10歳の頃に脳が発達し、自立心が芽生え、不登校が始まることが多いのもこの頃。そんな時こそ、糖質制限の出番です。本書では、「小4の娘は、ご飯を炊くのをやめてから、集中力が増して、1年で激変。糖質中心の食事の時は言うことを聞かず、ギャーギャー騒ぐことも多かったのに」といった事例も紹介されています。

■成長期だけど、朝食は主食ナシでOK!

 成長期の子どもたちの主食をいきなりナシにするのは勇気がいるかもしれません。しかし、心配ご無用。三島塾の生徒たちの親は、成長や病気の心配どころか、「身長が伸び続けるので制服を買い替えるのが大変」「我が子はピンピンしているのにインフルエンザで学級閉鎖に」…といった状況で悩んでいるそう。

 では、給食はどうするの? それも大丈夫。「給食を拒否して学校とトラブルになってはいけないから」と、給食を食べる代わりに、朝と夜で糖質を減らし、バランスを整えるのが三島塾式。たとえば、朝食は次のようなメニューです。

 三島塾の朝食は2パターンを繰り返すだけ。1つ目は、写真のような洋食ワンプレート。2つ目は、鮭や小松菜の炒め物をのせた和風ワンプレートです。作り方はカンタン。洋食ワンプレートは、フライパンに具材を並べ、弱火で5〜7分加熱するだけ。ポイントは、卵が硬くならないようにスプーン1杯の水を入れること。味付けは、塩、コショウ、マヨネーズをお好みで。

■面倒くさくない!「3ラク」レシピ

 糖質制限って、量を間違えてしまったら体に良くない気がするし、面倒くさいと思っている人もいるでしょう。でも、「8つの料理を繰り返すだけ」と聞いたら、それならできると思いませんか? なぜ「8つ」かというと、「毎週水曜日が必ずカレー」というのを避けられるから。いつもメニューが決まっているため買い物がラク。ほぼワンプレートなので、料理も片付けもラクラクです。

 見た目はもちろん、香りもごちそうのタンドリーチキン。作り方は、鶏もも肉に塩・コショウを振り、ヨーグルトとカレー粉を混ぜたタレに30分ほどつけておき、オーブンかフライパンで焼くだけ。調味料の種類が多くないので、繰り返し作るうちに分量を覚えられそう。これなら、料理に自信がない人でも作れるのではないでしょうか。また、糖質制限はお金がかかるイメージを持つ人もいますが、本書の通り、肉を特売で大量に買って冷凍しておけば、家計にもやさしい!

■時間がない時はコンビニが強い味方

 忙しくて時間がない時、料理を作りたくない時は、コンビニでお弁当を買うのではなく、糖質オフのブランパンを使ったワンコインメニューはいかが?  ブランパンの間に、袋入りのサラダ、ほぐしサラダチキン、半熟卵を挟んで。半熟卵がソース代わりになります。これで約500円也。外出中のお昼ご飯や、小腹がすいた時にもいいのだとか。

 他にも、「糖質0g麺」を使ったメニューなど、これも食べていいの? と思えるような美味しそうなレシピがたくさん。おやつにも、「バターの海苔巻き」や「糖質制限チョコレート」などのバリエーションが。これなら、子どもたちも飽きずに食べてくれそうです。著者の三島学氏が言うには、「親は口を出すよりも、子に栄養のある食事を与えることのほうが大切」。三島塾では食事の時間がごほうびのような存在で、子どもたちの集中力がアップし、長時間の勉強も苦にならず、成績がグングン上昇しているそうです。

文=吉田有希