しんどい月曜日を明るく迎えるなら「スマホ」を活かそう! 集中力アップに役立つノウハウ集

ビジネス

2019/3/25

『脳科学と医学からの裏づけ! スマホ勉強革命』(吉田たかよし/青春出版社)

 SNSやネット記事を見ていたら、意外と時間が経っている。ゲームや動画で息抜きしようとしたつもりが、不覚にも熱中してしまう。気付けば、いつもスマホに時間を奪われている。こんな経験に覚えのある方も多いだろう。

 スマホがなければ、勉強や仕事にもっと集中できるのに…。いっそのこと手放したい! と思うけれど、そう簡単な話ではない。一体どうすれば、作業や勉強を邪魔されることなく、自分の時間を有意義に過ごすことができるのだろうか。このジレンマを解消すべく書き上げられたのが、『脳科学と医学からの裏づけ! スマホ勉強革命』(吉田たかよし/青春出版社)だ。

 本書には、脳機能を高め、前向きな気持ちにすることを目的としたスマホの活用法が、多数取り上げられている。試しに私もいくつか実践してみたが、どれも簡単で、かつすぐに効果を実感できた。本稿ではその中でも特に参考になった集中力アップ法を厳選し、私の体験も踏まえて紹介しよう。

■自分が集中できるタイミングを知ろう! 「集中力の自己採点」

 アラーム機能を使い、時間を決めて集中する。これは既にやっているという方も多いはず。そこで、さらに効果を上げるために取り入れたいのが、終了したとき、どのくらい集中できたのかを5段階で評価する、「集中力の自己採点」だ。

 例えば、平日の朝は3だったけど、休日の朝カフェで作業したら5だったとか。仕事上がりでヘトヘトだと2や3だけど、昼休みだとバリバリできてるから4は堅いとか。これは実際に私がやってみた結果だが、曜日と時間によって、そのときの気分が強く関連している印象を受けた。

 集中できるタイミングには、自然とやる気も出てくるもの。パフォーマンスが高まる貴重な時間は、ぜひ難しい仕事や勉強に充ててもらいたい。きっと効率良く進められるはずだ。逆にダラダラしてしまうときは、作業時間を短くしたり、やることを変えたりするなどして、作業に変化を持たせるといいだろう。

■後回しはこれで解消! 「自分応援大作戦」

 スマホでは、カレンダーやリマインド機能などを使って、自分がやるべきことを通知できる。しかし、ちょっと大変なことや苦手なことに取り掛かろうとするときには、なかなか始められず、結局後回しになってしまった…なんてことはないだろうか?

 そこでスマホを使って一工夫。ちょっと恥ずかしいかもしれないが、予定やリマインドを、自分を応援する言葉にアレンジしてみるのだ。

 私も早速試しにやってみることに。普段は特にリマインドしないが、仕事で原稿を書くときに集中力が切れてしまう時間に合わせて、
「21:00 もうひと頑張り! これが終わったら甘いものを食べよう! 自分が楽しめる原稿作りをしよう! ファイト!」
というメッセージをセットしてみた。その結果、不思議なことに普段に比べて気分よく取り組め、集中できたような気がする。セルフ応援であるにもかかわらず、意外な効果に自分でもびっくりした。しかもこれにはお金も大した手間もかからない。これはやってみる価値アリだ。

 本書では、上記のような集中力に関するノウハウの他にも、スマホの録音機能や検索機能を使った学習法や、自分を励ますときのポイント、また簡単にできるメンタルケアの仕方など、気になるトピックが満載だ。資格や語学の勉強にはもちろんのこと、日常の仕事にも応用が利く内容ばかりなので、スマホをもっと有意義に活用できることに間違いないだろう。

 最後となるが、私が考えた励ましのリマインドを紹介して締めくくらせてもらおう。多くの人にとって、やる気が出ず、憂鬱になりがちなのが、月曜日の朝。この辛い時間に、自分を応援するためのリマインドがこれだ。

「今日を努力する者が1週間を制す! 夕食はちょっと豪華な好きなものでも食べようぜ!」

 日々頑張る自分にご褒美を。これも立派なテクニックだ。皆さんも、週明けの起床時間や通勤の時刻に自分なりのメッセージをぜひ登録してみてはいかがだろうか。

文=冴島友貴