バズる料理研究家・リュウジのつまみメシは本当に早ウマ!? ズボラ主婦が挑戦!【作ってみた】

暮らし

2020/1/25

『つまみメシ』(リュウジ/主婦の友社)

 レシピをTwitterに上げればたちまちバズるという今大注目の料理研究家・リュウジさん。Twitterフォロワー数は117万人に上り、“あきれるほど簡単でうまい”と爆発的な人気を集めている。

 そんなリュウジさんの著書のなかでも、お酒大好きなリュウジさんが「もっとも得意とするテーマの本」と言うのが『つまみメシ』(リュウジ/主婦の友社)。肉、野菜、缶詰や加工品を多彩に使ったお酒に合うレシピが104品収録されており、Amazonでは予約が殺到して発売前から重版がかかったほど人気のレシピ本だ。

 働く酒好き主婦の私は、スーパーやコンビニで買ってきた惣菜をつまみに飲むこともよくあるという体たらくなのだが、リュウジさんのレシピを手に取り“これならズボラな私でも簡単に作れるカモ…♥”という印象を受けた。そこでつまみのレパートリーを増やすべく、気になるレシピを作ってみた。

切って炊飯器に入れるだけ! 「炊飯器で作る、にんにく塩肉じゃが」(p.44)

 まずは、炊飯器を使ったじゃがいも料理にチャレンジ。これが驚くほど簡単で、じゃがいも、豚こまぎれ肉、長ネギを食べやすい大きさに切り、ウェイパー、酒、水、塩、たたいたにんにくとともに炊飯器に入れて、スイッチを入れるだけ。

 作業時間は約5分。あとは炊飯器がおいしく仕上げてくれる。そして完成したのがこちら!

 じゃがいもはほくほく、長ネギはとろとろで甘みたっぷり。長ネギと豚肉から出るだしとウェイパーの旨みが全体にしみわたり、じっくり煮込んだような味わいになった。仕上げに振った黒こしょうもよく合う。これはビールが進む!

※ウェイパーとは鶏骨と豚骨をベースに野菜エキスやスパイスなどが配合されたペースト状の調味料のこと。

4万人がいいね!を押したバズレシピ「鶏胸チリ」(p.34)

 続いて、Twitterで話題になったレシピの中から鶏むね肉を使ったチリソース炒めに挑戦。鶏むね肉は薄切りにして塩・こしょう、片栗粉をまぶし、多めの油をひいたフライパンで焼き色がつくまで焼いて取り出す。同じフライパンでサラダ油とにんにくのみじん切りを熱し、チリソース(ケチャップ、ウェイパー、一味唐辛子、酒、水)を加えて水溶き片栗粉でとろみをつける。ここに鶏むね肉と長ネギのみじん切りを加え、全体をからめ合わせればできあがり。

 リュウジさんのレシピの中では手の込んだ方だが、エビチリを1から作ることを考えると断然簡単! パサパサになりがちな鶏むね肉はやわらかくプリプリの食感に仕上がった。豆板醤が家になくても一味唐辛子でここまで本格的な味わいになるんだな~と感心。砂糖が入っていない分、低糖質なのもいい。ごはんのおかずとしてもおすすめで、日々食費を切り詰める主婦の味方になってくれそうだ。

たった2分ですぐできる!「かにかまのカルパッチョ」(p.53)

 3品目はかにかまを使った、盛ってかけるだけの瞬速おつまみ。かにかまを軽くほぐして皿に並べ、オリーブオイル、レモン汁、塩、黒こしょうを振り、最後に乾燥パセリを散らせば、あっという間にイタリアンな1皿が完成。

 あのかにかまがここまでおしゃれに仕上がるとは! 食べるとレモンとオリーブオイルが口の中で上品に香り、ワインにも合いそうだ。

 リュウジさんの本にはこのような加工品を使ったレシピもたくさん登場するのだが、どれもこんな使い方があったのね~! という目からうろこなレシピばかり。私はこの週末にツナ缶に唐辛子やオリーブオイルを入れて缶ごと魚焼きグリルで焼く「ツナ缶のアヒージョ」を作って手軽なおうちバルを楽しむことに決めている。

 収録レシピのほとんどが家にあるもので作れるため、料理が苦手な人でも気軽に挑戦できるのがいいところ。日頃から外食が多い人も、飲みながらパパッと作れるリュウジさんのレシピを知れば自炊率があがるかも!?

調理・写真・文=齋藤久美子