「たった100円」の食費でどこまでおいしい料理が可能? 人気ブロガーたちが節約術を公開

暮らし

2020/2/22

『レシピブログの“ほぼ100円”レシピ BEST100』(宝島社)

 先日ふと「食費を下げてみよう」と思い立ち、一定期間節約料理にチャレンジしました。しかし、いざやってみると、「本当にコスパがいいのは何?」「食材はどう使っていけばいいの?」と分からないことが多く、なかなか思うようにいきません。筆者は料理が好きなので日頃から自炊していますが、普段は“割引品との遭遇”に頼っていたため、「計画的な節約」の難しさを痛感しました。
 
 そこで、ただ料理しているだけではダメだ、まずは名人のマネをしてみよう! と節約料理の本を探したところ、『レシピブログの“ほぼ100円”レシピ BEST100』(宝島社)を発見。この本は、大好評だった『レシピブログの大人気節約レシピ BEST100』の第2弾で、掲載されている料理すべてがなんと食費200円未満!
 
 この本の料理を作っていけば、きっと節約料理のコツが分かるはず! ということで、さっそく本書からいくつか作ってみることにしました。

「生姜deぽかぽか 豆腐とひき肉のとろみスープ」(本書7ページ)

【1人分の食費:58円】

 1品目は、肌寒いこの時期にうれしい「生姜deぽかぽか 豆腐とひき肉のとろみスープ」。鍋にごま油を入れて熱し、豚ひき肉と千切りにした生姜を炒めて、水、鶏がらスープの素、醤油を加えて煮立たせます。あとは木綿豆腐をちぎって加え、塩コショウで味を調えて片栗粉でとろみをつければ完成!

 この料理のポイントは、千切りの生姜を使うこと。チューブで済ませず固形で加えることでシャキシャキ感が加わり、食べごたえも大幅アップします。加熱した生姜は体を温めてくれるので、体が冷えがちなこの時期にぜひとも作ってほしい1品です。

「やわらかい!! 鶏むね肉でピリ辛チキンスティック」(本書11ページ)

【1人分の食費:109円】

 2つ目は、ピリ辛味が食欲をそそる「やわらかい!! 鶏むね肉でピリ辛チキンスティック」。そぎ切りにした鶏むね肉を塩、砂糖、酒、卵に漬けておき、薄力粉を加えて揉み込みます。そこにさらに片栗粉をまぶして揚げ焼きに。最後に片栗粉、醤油、砂糖、水、みりん、酢、豆板醤、おろしにんにく、白いりごまを煮詰めたものを絡めて完成!

 節約ポイントは、卵や小麦粉を絡めた上から片栗粉をつけて揚げ焼きすること。かさ増し効果ももちろんありますが、肉の水分をしっかりと閉じ込めることができるのでとってもジューシーに仕上がります。ピリ辛のこってり味も、食べごたえアップの秘訣です!

「超スピードレシピ! おうち居酒屋♪ さっぱりトマポンサラダ」(本書61ページ)

【1人分の食費:64円】

 3つ目は、甘酸っぱさが魅力の「超スピードレシピ! おうち居酒屋♪ さっぱりトマポンサラダ」。トマトをざく切りにしてポン酢と砂糖を混ぜたものに浸し、冷蔵庫で1時間ほど置くだけ。あとは千切りにした青じそとごまを散らして完成です。

 野菜は単体で食べると“ただの付け合わせ”になりがちですが、ポン酢に砂糖を混ぜることでまるでデザートのような特別さが出ます。たったこれだけの工夫でこんなに満足度が変わってくるのか、と改めて味つけの大切さを感じました。

 3品作ってみて重要だと感じたことは、「薬味類をうまく活用する」「パンチのある味つけにする」「食材は切ってかさ増しする」の3つのポイント。薬味とパンチのある味つけをうまく組み合わせることで、食べている時に程よい刺激を感じるので、物足りなさを低減させてくれます。また、噛みごたえのあるサイズに切って調理することで、食感を損なうことなく水分や調味料とうまく混じり合い、自然な形で節約することができます。

『レシピブログの“ほぼ100円”レシピ BEST100』には、この他にもまだまだ魅力的で重宝しそうなレシピがたくさんあり、今すぐ取り入れられそうな節約術がたくさん詰まっています。節約レシピに悩んでいる方は、大人気ブロガーたちのワザを参考にしてみてはいかがでしょうか?

調理、文=きこなび(月乃雫)