現役東大生・砂川信哉が勉強の“あるある”な悩みを解決! 新学期に読みたい、受験の息抜きのヒント

暮らし

公開日:2021/3/11

大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント
『大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント』(砂川信哉/KADOKAWA)

「そもそもなぜ勉強をしなければいけないのか?」「勉強のやる気の出し方が分からない」「集中力が続かず、ついテスト勉強中にスマホをいじってしまう…」、こういった勉強に関する疑問や悩みは、ほぼすべての人が一度は抱くのではないだろうか?

 このような勉強や受験にまつわる“あるある”な悩みについて、現役東大生・砂川信哉(すながわ しんや)が解決のヒントを教えてくれる『大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント』(砂川信哉/KADOKAWA)が2021年2月26日(金)に発売された。

 砂川は、『東大王』などのTV番組や各種メディアで活躍中の現役東大生。Twitterなど、自身の開設するSNSの総フォロワー数は21.3万人を誇る(2021年3月現在)。浪人を経た後、東京大学理科一類に合格。苦境を知るからこそ、それを乗り越えるためのヒントを、魂を込めて提示してくれる。

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やる気が出ないときは、専用のメニューを作る

 たとえば、「勉強しなければいけないと頭では分かっていても、なかなかやる気が出ません」という質問に対して、砂川は「やる気が出ないとき用のメニューを作る」と回答する。

 作るメニューは、

1.とにかく好きな科目中心のメニュー
2.優先度も労力も低いメニュー
3.超簡単にこなせるメニュー

の3種類。やる気という不安定なものに左右されないためには、自らの意志力に頼らないで済む仕組み作りが不可欠、と語る砂川はこう続ける。

目標が高すぎるからやる気に左右されるのであれば、いっそ目標を低くしてみる。
 5分だけ、と机に向かっているうちに、「せっかくだからもうちょっとやってみよう」となれば儲けものです。
 とりあえず机に向かってみることが大事で、仮にあまりはかどらなかったとしてもそれを積み重ねていくことで、やる気が出ないからと手つかずの人とは、後々大きな差がついてくるのではないでしょうか。

やる気が出ないときは、専用のメニューを作る

Q&A形式で34の“あるある”な悩みに答える

 本書では、ほかにも勉強方法、進路選択、メンタル、人間関係などのテーマで、受験生のお悩みを解決するヒントを提示していく。Q&A形式で展開していくため、自分の興味のあるテーマだけ読む、気になった項目から読むなど、さくっと読むことができるだろう。

 砂川自身の経験を元に等身大の言葉で答えてくれるから、この本を読み終わったとき、悩んでいた気持ちが少し前向きになるはずだ。

【著者プロフィール】
砂川信哉
1995年、沖縄県宜野湾市生まれ。昭和薬科大学附属高等学校卒業。2016年に東京大学理科一類に合格し、入学。現在は同大学工学部に在籍中。趣味は 筋トレ、映画鑑賞、ゲーム。現在、TBS系列で放送されているクイズバラエティ番組『東大王』でもレギュラーとして活躍中。