若手お笑い芸人たちの生き様を描く青春グラフィティ『ニラメッコ』2巻に「ギャグも面白いし早く続きが読みたい!」と絶賛の声!

マンガ

公開日:2022/2/3

ニラメッコ
『ニラメッコ』2巻(久世岳/白泉社)

 失敗したり、ドジを踏んだりして人から“笑われる”ことは日常の中でよくあることでも、意図して人を“笑わせる”のは難しいこと。しかしお笑い芸人たちは、日夜“笑わせる”ために努力を惜しまない。そんな若手お笑い芸人たちの生き様を描く青春グラフィティ『ニラメッコ』2巻が、2022年1月28日(金)に発売された。

 若手お笑い芸人の水吉令は、相方の朝木和を含めた芸人5人でシェアハウス中。1巻では、「ただ、お前を笑かしたいだけ」という純粋な相方への情熱をかけて、舞台に立つ水吉の姿が印象的であった。

 そして2巻では、仕事へのプライド、ネットでの誹謗中傷、相方との将来など、いろいろなことにもがき苦しみながらも、2人で舞台をこなしていく様子が描かれていく。序盤ではネタを飛ばしてしまい、思いきり凹む水吉の姿が。その先がどうなるのか、早くも気になるシーンが繰り広げられた。

advertisement

 不安定な毎日で、不確かなものを手探りで追い求める泥臭い男たちにハマる人も多く、「芸人さんって大変だなって思いながら、青春だなって感じる。コンビの数だけドラマがある!」「みんなビジュアルがいいし、面白いし最高なんよ!」「みんなそれぞれに想いがありながらも、変に暗くなったりすることなく、淡々と生きている感じでとても良い。ギャグも面白いし、3巻が待ち遠しい」「笑える小ネタもあるけど、売れない不安感とか将来の展望とか、ちょっとヒリヒリして痛い時もある。それもまたよし」といった反響の声が上がっている。

 さらにファンを喜ばせたのは、2巻発売記念として公開された、人気声優によるボイス入り限定PV。作品中に登場する芸人コンビ「潮来」の八潮侘助役を福山潤が、来海小太朗役を小西克幸が演じている。PV中にはシュールなギャグが散りばめられ、思わずクスリと笑ってしまう部分も。『ニラメッコ』の魅力がたっぷりと分かるPVに仕上がっているので、チェックしてみて欲しい。

 また、コミックスの巻末には、特別企画「若手芸人奮闘記」を収録。「M-1」で最終決戦にも進出したインディアンス、オズワルドの2組の芸人インタビュー記事が掲載されている。『ニラメッコ』の世界をより深く味わえること間違いなしなので、こちらもぜひ読んでみよう。

 お笑い芸人としての5人がこれからどう成長していくのか、今後の展開からも目が離せなくなりそうだ。

あわせて読みたい