「口」を12個積み重ねた漢字の意味は?/奇妙な漢字

暮らし

公開日:2023/1/17

奇妙な漢字

口部33画(36)
訓:おしゃべり
意味:おしゃべり

口の極限状態へ

「口」を三つ並べた「品」は我々にも身近な漢字だが、さらに極限まで推し進めて、十二個も積み重ねた漢字がこれである。意味は「おしゃべり」。

 このふざけた字は、江戸時代の戯作者である式亭三馬の『譃字尽(うそじづくし)』という本の中に出てくる。

 それにしても、とてつもなく喧(やかま)しそうな字である。

<第2回に続く>

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