【親の意見と茄子の花は千に一つの無駄もない】「帽子かぶっていきなさい!!」ってママの言うことを聞かなかった結果/やばいことわざ⑤

文芸・カルチャー

公開日:2020/8/12

ことわざは先人たちの知恵の宝庫。「なんでわかったの?」と聞きたくなるほど、今の自分をぴったり言い当てられていることも! 予言されているようで「やばい」ことわざを、使い方と子どもあるあるを添えてご紹介します。

やばいことわざ
『やばいことわざ』(齋藤孝:監修/アスコム)

親の意見と茄子の花は千に一つの無駄もない

やばいことわざ p.110

 茄子の花が必ず実になるように、親のアドバイスも何一つ無駄はないという意味だ。

 親の意見と茄子が並べられているのが面白い。

 咲いても実を結ばない花を「あだ花」と呼ぶことがある。無駄な花という意味だ。茄子には「あだ花」がなくて、花が咲いたら、そのあと必ず実をつけるところからきているんだね。

 君は茄子を育てたことはあるかな? 親からのアドバイスを「うるさいな」と感じることがあったら、紫色のかわいい茄子の花を思い出そう。

使い方
「お父さん、大事なカードがない!」
「ケースにしまいなさいと言っただろ」
「親の意見と茄子の花は千に一つの無駄もないって、本当だね」

予言された君へ!
「これ絶対無駄だ!」と思ってる君。あとでありがたく思うかもよ。

続きは本書でお楽しみください。