「学校がつまらない」と言っている子どもと向き合う方法/ボクは食器洗いをやっていただけで、家事をやっていなかった。②
公開日:2021/3/16
1日の中で息子にとって、つまらない時間を増やしてみよう。
1日1時間の中だったら、テレビやゲーム、YouTubeを見ても良い。というルールにしているのですが、少しでも早く自分の娯楽を楽しみたいと、朝早く起きて、ヒカキンのYouTubeを見ている息子。まぁ早起きするなら良いかと思っていたのですが、娯楽直後の学校では、面倒くささも強調されかねない。とりあえず学校に行くまでの間は、テレビやゲーム、YouTubeを禁止にしてみました。数日後「あぁやっぱYouTube見たいー!」とボヤいてきたのですが、決めた事だよと無視。すると、諦めた様に、本を読み出した息子。すると翌日は何も言わずに朝から読書をしている。「この本の続きが読みたいんだけど。買って良い?」。良いねぇ。YouTubeがダメで本が良いという事ではないけれど、息子にとって時間の使い方に幅が出来るのはとても良い事だ。この流れで夕飯後のテレビのチャンネル権も大人と平等にしてみました。週3日息子、父2日、母2日で分ける事に。今日は見たくないとその日のチャンネル権の人が思えば、その日はノーテレビデー。静かですね。一緒にボードゲームをやったり、それぞれ読書したり、掃除したりした日もありました。迷いましたよ、「俺の時代はなー!」みたいな環境に置く必要があるのか? 僕の時代からすれば便利になったけど、息子は生まれた時からサブスクの時代でこれは便利ではなく、スタンダード。息子は息子の時代の環境下での新しい発想で生きていくべきなのでは? まぁ実験です。今のところうまくいってます。Mさんも是非。そして我が家では、もうひとつプランを練ってみました。
1日学校を休んでも良い券の発行です。
以前、安楽死の是非みたいな話で、いつでも安楽死を選択出来るという許可を得た事で安心感が生まれ、生きる希望が芽生えたという記事を読んだ事があります。学校に行きたくないと言うのであれば、ひとまず1回はどうぞと。そこで学校を休んでも良い券を息子に1枚あげました。「おぉ……」みたいな顔して券を受け取った息子。どうする?今日学校休んだって良いんだよ?と言うと「まぁ今日は券を使うほどではないかな」と学校に向かった息子。そしてその日以来、学校に行きたくないと一度も言っていない息子でした(笑)。
実際、本当に休んでも良いと思っていますし、1日学校を休んでも良い券、オススメです。つまらないは、より自分らしさをスムーズにさせるチャンスかも知れませんね。“つまらない”とはそういう事か。