年間600杯を食す、SUSURU直伝! ラーメンのお作法⑩おすすめラーメン店10選!

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公開日:2021/3/30

SUSURU

 ずる~ずる! どうも、SUSURUで~す!

 どうも、1年365日「毎日ラーメン健康生活」を掲げるYouTuber・SUSURUです。みなさまのおかげで、この連載も10回目となりました。これもひとえに、日頃から僕の活動を見守ってくださっている方々のおかげです。そこで今回は、記念すべき節目として、僕のおすすめするラーメン店“10選”をお届けします!

①一条流がんこラーメン総本家

 ひとたび足を運ぶと、メニューがない店内に驚きます。純粋に「ラーメン」としか書かれていない。ただ、ラーメン界屈指のベテラン店主さんのこだわりは折り紙付きです。

 ノーマルのメニューが1杯1000円の「100ラーメン」で、醤油だれの入っていない「上品」や、醤油だれ入りの「下品」、醤油の風味を3倍増しにした「悪魔」と、頼み方もユニーク。日ごとに具材や味わいが異なり、何度も並び直して一日ですべての味を制覇する人たちもいるほどです。

②塩生姜ラーメン専門店MANNISH

 連載の特別回として、漫画『ラーメン大好き小泉さん』で知られる鳴見なる先生との対談でも紹介したお店です。

 都内で食べられる塩ラーメンでも屈指の1杯は、食べ進めるうちに生姜のグラデーションを楽しめるのが魅力です。丼ぶりの底に入っている生姜の風味が、最初は強くないけど、だんだんとクレッシェンドのように強くなる。店員さんも優しく接してくれて、店内の空間にも癒やされます。

③函館塩ラーメン 五稜郭

 中学時代に修学旅行で食べた函館の塩ラーメンを忘れられなかった僕が、青森から上京して、初めて「思い出の味を超えた!」と衝撃を受けたのがこのお店の1杯でした。

 味の決め手はスープに使われている昆布で、函館出身の店主さんが現地から直接仕入れるほど原材料にこだわっています。昆布の旨味がとにかく凝縮されていて、スープに染み渡っているのを一口目から感じられるほど。サイドメニューの炊き込みご飯のいかめしと一緒に注文するのもおすすめです。

④中華そば べんてん

 大学時代によく通っていたお店の一つです。当時と今では味覚が変わっているのかもしれませんが、それでも、いまだに足を運ぶたびにラーメンの変化や進化を楽しませてくれます。

 きざみ生姜の風味がアクセントの塩スープは、ひとたび口にすると記憶に強く焼き付きます。老舗ならではのこだわりに溢れており、常にたくさんの人が行列を作っている人気店で、並んで食べても絶対に損はありません。

⑤味噌っ子 ふっく

 後述の「味噌麺処 花道」で修業した店主さんが、よりメニューを絞った形で出店したお店です。

 ノーマル・辛味噌・担々麺などどれもおいしいのはもちろん、独自の配合でブレンドした山椒などのスパイスが楽しめて、卓上のラー油も自家製と随所にこだわりがみられます。僕がよく食べる辛味噌は、カレーのような辛いタレと味噌の部分が丼ぶり上で分かれていて、食べ進めるうちに混ぜていくのもおすすめです。

⑥味噌麺処 花道

 西武新宿線・野方駅にある味噌麺処 花道は、札幌系ではなくいわゆる“東京系”の味噌ラーメンを味わえるお店です。豚骨ベースのスープは濃厚でこってりとした味わいです。

 僕がいつも注文するのは、辛味噌ラーメン。何度か足を運んで、ノーマルの味噌ラーメンとの違いを楽しむのもアリです。メニューの豊富さも人気の理由で、一風変わった海老味噌ラーメンなどもあります。曜日限定の味もあり、「自分の街にあったら毎日通うのに…」と思えるほど素敵なお店です。

⑦もみじ屋

 この連載の第1回『年間600杯を食す、YouTuber・SUSURU直伝! ラーメンのお作法①明大前「もみじ屋」』でも紹介した、二郎インスパイア系の名店です。

 大学生のときに何度も通っていた思い出の味で、今でもふと、足を運びたくなります。たぶん、僕の血液の8割がもみじ屋のスープだと言っても過言ではないほど(笑)。風味のかなり強い自家製麺や、濃いめの味が付いた背脂を味わうと、やみつきになります。

⑧ラーメン二郎・千住大橋駅前店

 連載の第3回『年間600杯を食す、SUSURU直伝! ラーメンのお作法③「ラーメン二郎」千住大橋駅前で“鍋二郎”! 昆布水と混ぜた味は?』でも取り上げたラーメン二郎・千住大橋駅前店は、数ある二郎の中でも好きなお店です。

 ここのラーメンは、とにかくパンチがあってヘビー。でも、僕はいつも「油少なめ」で注文しています。あっさりめで味わえる醤油の風味が絶品で、デロデロになるほど茹でられた麺にスープがよくからみ、1杯を飲むようにすすれます。

⑨らぁ麺 すぎ本

 連載の第7回『年間600杯を食す、SUSURU直伝! ラーメンのお作法⑦ 今年の1杯目「らぁ麺すぎ本」からの元日“二郎”』で紹介したらぁ麺 すぎ本は、2021年の幕開けを飾った1杯でした。

 ここのラーメンはもう、一都三県の醤油ラーメンで一番といっても過言ではありません。誇張なしに「うまい!」以外の表現がない。僕みたいな若者の話を親身に聞いてくれる店主さんも好きで、スマートに仕事をこなしている姿もとにかくカッコいいです!

⑩横浜家系 侍 渋谷店

 横浜発祥の家系ラーメンは、いわずとしれたラーメン界の一大勢力です。全国的にたくさんの店舗がある中でも、僕が家系ラーメンにハマるきっかけになったのがこのお店でした。

 夜になるときらびやかに光る緑色の看板に、大きく描かれた「侍」の一文字はとにかく目立ちます。こってりとした豚骨ベースのスープで、醤油も強く効いているのが特徴。海苔やほうれん草など定番のトッピングも安心するし、職人気質の店主さんも大好きです。

 さて、思いつくままダーッと紹介してきましたが、気になるお店はあったでしょうか。じつは、最初は「ベスト10」を決めようという話もありましたが、やっぱり、どれも思い入れのあるお店なので順位は決められなかったです(笑)。みなさんも、自分のお気に入りのお店にぜひ足を運んでみてください!

<第11回につづく>

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YouYubeチャンネル:SUSURU.TV「毎日ラーメン健康生活」(18:30頃UP)

SUSURU●毎日ラーメンをすする動画をYouTubeにアップするラーメンYouTuber。ラーメンとゲーセンが好き。
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