ショートケーキの「ショート」の意味は?/大人の博識雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/12/15

【答え】×

【ポイント】
日本では、スポンジ生地の上に果物などがのった小さなケーキのことを「ショートケーキ」と呼ぶが、別に何かが「短い」わけではない。実は、「ショート(short)」には、「短い」以外にも「サクサクした」という意味がある。イギリスで「ショートケーキ」といえばビスケットのような生地を土台にしたケーキのことで、サクサクとした食感を出すために、油脂の一種であるショートニングを使うことが名前の由来となっている。しかし、たまたまこのケーキが小さかったため、日本に伝わったときに「小さいケーキ=ショートケーキ」と解釈されたといわれる。

雑学総研

advertisement

『大人の博識雑学1000』おすすめの動画はこちら

あわせて読みたい

【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。著書に『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『誰も書かなかった 世界史「その後」の謎』『雑学大王 日本史編』(以上、中経の文庫)がある。