【第13回】孤独死はイヤだから『孤立の社会学:無縁社会の処方箋』を買ってみた
更新日:2013/8/8
でね。
思ったんですよ。
今はテレビなどなどの稼働があるから安否は確認できるけど、
もし外仕事が落ち着いて時と精神の部屋オンリーになったら、
ヤバくないか。
例えばですよ。
ほんと例えばですよ。
いきなりズキューンと何かしらの病気で倒れたとしますよ。
防音室だから壁も丈夫。
死後腐敗が進んだとしても匂いが漏れませんよね。
近所の人にも気付かれない。
うわ。ヤバイ。
想像しただけで異常に切なくなってきた。
いやだいやだ。
棺桶のなかドロドロとかいやだよ。
というわけで、
孤独死はまっぴらごめんなので本を買ってみた。
帯「かつて無いほどの高まりを見せている連帯への不安。
私たちのつながりに何が起きているのかを実証的に読み解く」
おお! 良い感じ!
何か答えが得られそうだ!!!
読むぞー!!!
……。難しい。
書いていることが難しい。。。
大学生の時、論文を書くために読んだ本とよく似ている。
書いていることはとてもいいってことはわかってんだけど、
こちらの頭脳のCPUが追いついていないから読破が大変な本。
まさにそんな感じ。
むん! でも俺は読むんだ!
ふむふむ。。。。なるほど。
実証的に読み解く、と謳っているだけあって
客観的に孤立を実例とデータをもとにして分析しています。
女性より男性の方が孤立が多いとか、
地方山村における孤立問題などなど
多方面から孤立を見つめているのですが。。。
「時と精神の部屋」とか調子づいたこと言って
ペラペラなエッセイを書いている
作曲家作詞家編曲家兼シンガー兼テレビタレントが
当てはまるケースが書かれていない……。
どの章を読んでも自分とピタっと
重ね合わせられるところがない。
これは。まさか……。
いや、信じたくないが……。
うん。認めよう……。
俺、この本からも孤立してる!!
ああ。あああああ。
よ、よし。
ファンレター読もう。
そうしようそうしよう。