嬉しいときだけじゃない!? しっぽの向きや振り方で愛犬の感情が分かる!/愛犬との絆がぐーっと深まる本

暮らし

公開日:2022/2/28

 コロナ禍や在宅ワークの導入などで、おうちにこもりがちな昨今。息が詰まる毎日の中、かわいい愛犬に癒されている人も多いのではないでしょうか? しっぽを振る意味は? ここは撫でられたらうれしいの? 飼い犬を好きになればなるほど、“もっと気持ちが知りたい!”と思いますよね。

 今回ご紹介する『イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本』は、そんな飼い主さんの気持ちに寄り添う1冊。現役ドッグトレーナーでペットフード販売士、ご自身も愛犬と暮らしているゆきさんが、犬の飼い主さんが抱きがちなあるあるお悩みに、イラスト満載でわかりやすく答えます。

 読めば今以上に愛犬の気持ちに寄り添って接することができ、愛犬ともっと仲良くできるかも!?

※本作品はゆき著の書籍『イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本』から一部抜粋・編集しました

イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本
『イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本』(ドッグトレーナー&ペットフード販売士ゆき/KADOKAWA)

しっぽを振るのは嬉しいときだけじゃない!?

イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本

言葉の役目を果たすしっぽ

 犬のしっぽは、さまざまな感情を相手に伝える言葉のような役割を持っています。犬同士では、しっぽの高さと振る速度によって喜びや期待、威嚇、不安などの表現を使い分けています。ある研究では、犬はポジティブな気持ちのときはしっぽを右に、ネガティブな気持ちのときは左に振ることが確認されました。でも、犬によっては見分けがつかない場合も。しっぽで犬の気持ちを知るためには、まず平常時のしっぽの位置を確認しておくことが大事。それを基準に向きや振り方を判断します。

嬉しいときは体まで振る

 しっぽが上向きで左右にブンブン大きく振るのは嬉しいとき。飼い主さんの帰宅や褒められたときなどハッピーな状態です。あまりに嬉しいと体もくねらして喜びます。上向きでも振り幅が小さい場合は、期待や友好的な気持ちの表れ。犬同士の挨拶やオヤツをもらうときなどワクワクしているときに見られます。

 上向きのしっぽがピンと立って先端だけ曲がっている、もしくはスピーディで小刻みに振っているときは威嚇のサイン。不安や恐怖などネガティブな感情のときは、しっぽも落ち込むようにダランと下を向いています。しっぽを足の間に挟んでいる場合はさらに不安や恐怖を感じています。ただし穏やかな表情でしっぽをやや下に向けて緩やかに振っていれば、リラックスしているときのしっぽの振り方です。

イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本

わんポイント
しっぽの向きや振り方に注目してみましょう!

<第2回に続く>


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