つまらない未来からワクワクする未来へ。50代を見据えて、考え方をシフトする方法/40代にとって大切な17のこと

暮らし

公開日:2022/4/30

 人生の折り返し地点である40代は、残りの人生の指針が決まる大事な時期。“自分らしく生きたい”と思いつつもなかなか行動を起こせず、将来に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

 今回ご紹介する書籍は、本田健著の書籍『40代にとって大切な17のこと』。著者の本田健さんも40代のときに、自分の方向性に悩み、未来に希望を持ちながらも、不安を抱えていました。そんな自分自身の体験から、“40代のあなたに伝えたいこと”を1冊の本にまとめました。

 仕事や家族、親などとの関係性の変化。さらに、コロナ禍によってこれまでのルールが変わりつつあり、多くの方が生き方に迷っているはず…。

 40代という節目に、仕事や家族にとらわれて自分自身をないがしろにするか、あるいは自身を尊重して新たなステージに進むか。自分にとってベストな選択を模索してみてはいかがでしょうか?

 夢や自分のやりたいことをなんとなくイメージして、これから先、50代以降の人生を誰と一緒にいたいか考えてみましょう。

※本作品は 本田健著の書籍『40代にとって大切な17のこと』から一部抜粋・編集しました

40代にとって大切な17のこと
『40代にとって大切な17のこと(きずな出版)』(本田健/PHP研究所)

□このままいくと、あなたの未来は?

「30代」になってくると、「20代」の希望がマイルドな絶望に変わっていきます。

「40代」になると、人によっては、その絶望は決定的なものになります。

 自分ができると思っていたことが、じつは「できない」という現実に、向き合っていくことになるからです。

 就職が決まったときには、「自分なら、こういう仕事ができるんじゃないか」と夢に描いていたことがあったでしょう。

 でも、たとえば「そこまでの構想力はない」とか「創造性がない」「交渉力がない」「行動力がない」……ということがわかって、結局は、たいしたことができないということに、多くの人たちは打ちのめされているはずです。

 それでも、その企業や組織、属している部署の中で、失敗したり、うまくいったり、一進一退を繰り返しながら、なんとかその仕事をこなしていくわけです。

 フリーランスの人も、その意味では同様です。

 フリーランスというと、それこそプロフェッショナルでレベルが高いように思われるかもしれませんが、そうとは限りません。つき合いのある人たちからの仕事を受けているだけで、たいした仕事はまわってこない、という人も多いでしょう。

「40代」になれば、この先どれくらい稼げそうか、生涯賃金も見えてきます。

 そうなると、「どれだけ成功できそうか」あるいは「この仕事に向いていないなぁ」ということも、わかってきます。これを冷静に分析することです。

 自分の今の延長線上にある未来の、どこかのタイミングで、仕事には見切りをつけて、できるだけお金のかからないような生活に持っていくということもできるかもしれないし、より自分がやりたい方向に転職するということもできるでしょう。

 いまが最後のチャンスとも言えます。つまらない未来からワクワクする未来にシフトする方法を考えてみましょう。

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