KADOKAWA文芸編集部の2月の新刊お披露目!『スイッチ 悪意の実験』『時空犯』で話題の新鋭が挑むモンスターパニック×不可能犯罪『ミノタウロス現象』(潮谷験)、法と組織、ふたつの正義の間で揺れる圧巻の法廷×警察小説『守護者の傷』(堂場瞬一)!

文芸・カルチャー

公開日:2024/2/29

KADOKAWA文芸編集部の2月の新刊!

KADOKAWA文芸編集部がお届けする2月の文芸単行本新刊が揃いました。

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KADOKAWA文芸編集部Xアカウント @kadokawashoseki

潮谷験『ミノタウロス現象』(02月02日発売)

モンスターパニック×不可能犯罪。

近い将来、人類はこの怪物に駆逐されるのか。そんな世界で、不可能犯罪が起こった。

目の前には三メートル超えの怪物、背後には震える少年。好感度を何よりも重視する史上最年少市長・利根川翼は、人生最大のピンチに陥っていた。だが、その危機からの脱出直後、「異様な死体」が発見される――。容疑者の一人になってしまった翼は、自身の疑惑を晴らすために謎解きを始める。『スイッチ 悪意の実験』『時空犯』で話題の新鋭が挑む、渾身の本格ミステリ。

〈著者・潮谷験さんからのメッセージ〉
 この現代に突然、ファンタジーに登場するような怪物が現れたら、社会はどんな風に変わるだろう? しかも一体や二体ではなく、とんでもない数だったら? そんな空想を膨らませて書き上げた作品です。楽しんでいただけましたら幸いです。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322310000279/
書評はこちら ⇒ https://kadobun.jp/reviews/review/entry-85934.html

堂場瞬一『守護者の傷』(02月26日発売)

「警察官を勝たせる。それが、おまえの仕事だ」圧巻の法廷×警察小説!

「違法捜査は本当にあったのか?」水沼加穂留(みずぬまかおる)は神奈川県警の巡査部長。捜査一課への配属希望は通らぬまま三十歳までキャリアを重ね、春の異動で「訟務課」へ。警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署だ。ほどなくして外部からも新人の新崎大也(しんざきだいや)がやって来る。淡々として同僚と関わらない彼だが、実は弁護士の資格を持つらしい。なぜ弁護士が警察職員に? そんな折、強盗犯グループへの違法捜査を問う裁判が発生し、加穂留と新崎が担当することに。威圧的な取り調べはなかったという捜査一課の言葉を信じ、彼らを守ろうと公判にのぞむ加穂留。しかし法廷で、関与した警察官の「嘘」が暴露され――。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000301/