あさみや・うんが●北海道生まれ。怪奇幻想ライター。ホラーや怪談、幻想文学にまつわるインタビュー&書評記事を『ダ・ヴィンチ』ほか各媒体に執筆中。12年より怪談専門誌『Mei 冥』にて怪談実話「気味のわるい話」の連載を開始。執筆情報、近況などはあんまり更新されないブログ「怪老人日記」をご参照ください。http://tocroponto.blogspot.jp/
6月、91歳で世を去ったブラッドベリ。文学界のみならず、多くのアーティストに影響を与えたSFの巨匠が、幼年時代の記憶、交友関係、政治、創作の秘密、そして自作について…
2012/7/6
あらゆる感覚に開かれた芸術である絵本は、子どものみならず、大人にも瑞々しい感動を与えてくれる。本書は夜、感覚、森、動物たち、変身など7つのテーマのもと、内外の傑…
2012/7/6
世代を越えて読み継がれる英米児童文学の代表作を、1843年の『クリスマス・キャロル』から1997年の『ハリー・ポッターと賢者の石』までたっぷり紹介した本格的な事典。そ…
2012/7/6
世界的批評家・スタイナーが、『ニューヨーカー』誌に30年にわたって執筆した評論・エッセーから28編を選りすぐった一冊。オーウェルの『一九八四年』について論じた「暇…
2012/7/6
『高野聖』で知られる文豪・泉鏡花は無類の「おばけずき」でもあった。本書は怪異を扱った小品にスポットを当て、豊かな幻想怪奇の世界に誘うユニークなアンソロジー。小…
2012/7/6
女髪結いのお俊と別れた磯吉は、荷上げ人足として日々を送っていた。元定町廻り同心・森口慶次郎のもとを訪れた磯吉は、医者への紹介状を書いてくれるよう頼む――(「春惜…
2012/7/6
中産階級出身の黒人男性と結婚した日本人フォトグラファーの著者。「ファミリー」の一員となった彼女は、さまざまな問題を抱える黒人コミュニティの実像に直面する。家族…
2012/6/6
人気タレントの結婚会見から思いを馳せる夫婦の間柄、バスローブから見えてくる女たちのドラマ、1LDKのマンションと恋愛最盛期の関係――。著者ならではの鋭い人間観察がく…
2012/6/6
新しいものに好奇心をもって行動するのは人間の本能、と述べる立花隆。「知る」と「学ぶ」の違いについて解説する内田樹など、21人の賢者による知のメッセージ集。秋山仁…
2012/6/6
著者が得意とするSFにもファンタジーにも入りきらない風変わりな「超常小説」を、2冊にまとめた傑作集。第1巻には海岸に打ち上げられたノートの中身をつづった「雨がやん…
2012/6/6
雨の日も風の日もバイクを走らせ、郵便物をとどけてまわる郵便配達員・秋宏。街のあちこちで「郵便屋さん」と声をかけられる彼のもとには、なぜか相談や事件が舞いこみ………
2012/6/6
バー〈森へ抜ける道〉に今夜も集まったヤクドシトリオの三人。焼酎のつまみに語られるのは、巷を賑わす未解決事件。トリオの珍推理をよそに、女子大学院生・東子が名推理…
2012/6/6
女子高生・うたこが祖父から高校入学のお祝いに贈られたのは、ランニングシューズと日本国憲法の本だった。彼女の周囲で次々と起こるトラブル。それを憲法に照らして考え…
2012/5/7
水俣と福島。非人道的な企業管理によって引き起こされる惨禍は、どうすれば防ぐことができるのか?『苦海浄土』で水俣病の現状を告発した石牟礼道子と、写真家・藤原新也…
2012/5/7
2歳年上の涼子と幸せな同棲生活を送っているはずなのに、何だか心が晴れない壮介。引ったくりを捕まえたのをきっかけに、美人の理香と知り合った裕太。対照的な二人の恋の…
2012/5/7
「長い旅をしたい」。そんな欲求に突き動かされて、小説家は旅立った。ユーラシアを端から端まで、列車だけで移動してゆく大旅行だ。シベリア鉄道の車窓から見えた白樺林…
2012/5/7
ベストセラー作家・有吉佐和子が20代に綴った随筆と、ニューギニア、小笠原諸島を巡ったルポルタージュ。情熱的に生きた作家・岡本かの子が家族について書いた文章と、愛…
2012/5/7
主人公はいたずら好きの男の子。「わるいことがしたい!」と思った彼は、部屋を散らかしたり、オモチャを壊したり、食べ物をまき散らしたり。でも、思いっきりわるいこと…
2012/5/7
宇宙的な観点から、自然環境の大切さを訴える毛利衛。妊娠のため一度は訓練を離れながらも、国際宇宙ステーションでのミッションを完遂させた山崎直子。日本人宇宙飛行士…
2012/5/7
8年前に突如絶筆を宣言した作家・咲良怜花。学生時代からその作品を愛読してきた編集者・渡部は、怜花の自宅を訪問する。絶筆の理由を尋ねた渡部に、彼女は言った。「知り…
2012/5/7
夏目漱石の『草枕』に登場する才気あふれるヒロイン・那美。彼女にモデルがいたことをご存じだろうか? 自由民権運動の闘士を父にもち、孫文らの辛亥革命を支援した前田卓…
2012/5/7
高校2年から始めて今日まで弾き続けているチェロのこと、幼い頃に習わされた謡曲のこと、ラジオから聞こえてきた名人たちの落語のこと、人生を彩ってくれた映画のこと――。…
2012/4/6
さえない女子高生の連翹ゆなは、ある日頭脳明晰にしてルックスもいい二人のクラスメイト、漆原依理と山口葉から漫才ユニットに誘われる。ユニットの名は「トマト・ケチャ…
2012/4/6
フランス料理店「ル・マンジュ・トゥー」の谷昇が語るフランスでの挫折体験、イタリア料理店「ラ・コメータ」の鮎田淳治が語る長く店を続けるための秘訣。日本の食文化の…
2012/4/6
夫婦そろって無類の食いしんぼうだったという高峰秀子と松山善三。結婚30年目を迎えた二人が、京都、金沢、小樽など日本各地の名店を訪ね、一流の味に舌つづみを打つ。映…
2012/4/6
「私には、きょうだいが居た」――。居るはずのないきょうだいの存在に悩まされる男を描いた「青行燈」、探偵・榎木津の過去を描いた「目競」など、大ヒット作「百鬼夜行」…
2012/4/6
フェティシズム、サディズム、多形倒錯――。さまざまなエロスの領域に没頭しながら、その先にある「エロスの彼方」をも垣間見ようとする、日本のエロティック・アーティス…
2012/4/6
海外初体験のイラストレーターが、体当たりでレポートした11日間のイタリア旅行記。ホテルの朝食に感激し、ナポリで道に迷い、フィレンツェでは絵本ブックフェアに参戦。…
2012/4/6
桜が満開の4月にはふきみそで一杯、雨の降る5月にはワンプレートの晩ごはん、9月には季節を先取りしたきのこのおこわ。「そのときに食べたいものを食べたいだけ作る」とい…
2012/4/6
「世界はとうに終わっていた」1960年代から70年代前半、「ゴミの上の夢の国の時代」である70年代後半から80年代、そして2011年3月11日以降の世界――。60年代から今日までの…
2012/4/6
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sumika片岡健太のエッセイ連載「あくびの合唱」スタート!「“あくびぐらい”と許し合える関係でいられる人と生きていきたい」
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竹を切るときは慎重に! 翁が光る竹を切ると、中から美しい子ねこが現れて… 【竹取物語なねこ】/みっけ!ねこむかしばなし⑥
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異能力×学園ファンタジー漫画『群青のストレンジャー』。見た目は人間…中身は狼、天使、人ならざる“亜人”の正体とは
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