アウン・サン―封印された独立ビルマの夢 (現代アジアの肖像 13)
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アウン・サン―封印された独立ビルマの夢 (現代アジアの肖像 13) / 感想・レビュー
印度 洋一郎
スー・チーの父親アウン・サンを中心に、ビルマ近代史を見る。先入観とは違い、ビルマは他のイギリスの植民地よりも自治が進んでいた。しかし、やはりイギリスの支配に不満を持った大学生を中心に急進的独立組織が現われ、そこにアウン・サンもいた。英政府の追求で亡命したアウン・サン達独立派が日本陸軍の謀略機関の援助を受けて軍隊を組織したが、日本軍のビルマ侵攻と共に帰還してからの歴史は、イギリスよりも現地に無理解な日本軍当局を見限り、連合軍と接触するという綱渡りの日々。日本とビルマの呉越同舟な関係に複雑な気持ちになる
2017/01/17
OMO
面白さ:△ 興味:○ 読みやすさ:△ 新鮮さ:○ 文学的云々:×
2020/03/03
denken
コンバウン朝の滅亡からアウンサンスーチーまでのビルマ政治史。まず物語的に面白い。そして,名こそ聞けども何をなした人かわからないアウンサンが英雄である理由を納得できる。
2010/04/17
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