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あなたの言葉を

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作家
辻村深月
出版社
毎日新聞出版
発売日
2024-04-02
ISBN
9784620328058
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あなたの言葉を / 感想・レビュー

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いつでも母さん

『何にも流されない私自身の言葉』はじめにの中にあるこの言葉にドキリとする。コロナ禍にスタートした辻村深月さんの毎日小学生新聞・月一連載をまとめたエッセイ。小学生新聞と銘打ってるのだが、十分大人の私が読んでもハッとさせられたり反省したり(汗)はて、十分大人な私?いつからそう思うようになったのか?←そこから?いや、そうなのだ。この齢になっても子どもの頃の自分と何ら変わらないものが確かにあるのだ。ただ、私が子供の頃、親はやりたい事を応援してくれるなんてことはなくて・・まぁそれはまた別の話で。

2024/04/15

ミナミハハ

2020.4~2024.1「あなたの言葉」毎日小学生新聞掲載。これから大人になる人たちに向けて書かれた作品ですが、作者が子供の頃出逢った作品に、“私も読んだ”と嬉しくなったり、同じような体験に”ウンウン”と懐かしく想い出したり、あの頃の想いを言葉にして貰ったり、気付かされたりと大人(成りきれてない?)の私も大満足の一冊でした。

2024/04/24

ごみごみ

エッセイとは知らずに図書館で借りた本。毎小新聞に連載されていたとのことで、小学生向けに書かれているが、大人が読んでもなるほど!!と思える内容。第3章「読むこと」を読みながら、ふと中学で同じ部活(演劇部)だった同級生のことを思う。その友人は当時から読書家で、部活の時におすすめ本を教えてくれた。図書室へ一緒に行ってよく本を借りたなぁ。それが私が読書好きになったルーツかもしれない。同じクラスになったことはなく、高校も別だったけど、今でも年に数回会う仲の親友。今でも読書は続けてるのかな?今度会ったら聞いてみよう。

2024/04/20

あっか

新刊。辻村深月さんによる毎日小学生新聞の連載をまとめたエッセイ集。もう、やっぱり辻村さん大好きー!と思えるような文章、言葉の数々。こんな学校の先生がいたらとっても素敵だなあ♡一章を読んでいる内から心がぽかぽか温まってくるようでした。表現や言葉の選び方も子ども向けでとても分かりやすいのだけど、大人が読んでもとても良いです。なぜだかちょっと涙腺が緩む瞬間も。おわりに、に書いてあった、辻村さんの物語の書き方を初めて知ってびっくり。凄いなあー!辻村ワールドにすっかり魅了され、あっという間に読了してしまいました。

2024/04/08

tan

辻村さんのエッセイ本。子供に向けて書かれているけれど、大人の私も心に刺さる言葉や自分も子供の頃に思っていたことなど、共感できる部分の多い作品でした。私も「どうして本を読まないとダメなのか?」「どうして読書感想文を書くのか?」という質問をよく受けます。上手く答えられているのかいつも疑問でしたが、こんな風に答えれたら素敵だな、と思わせるフレーズがたくさんあって参考になりました。

2024/04/14

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