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日本語の近代 (日本の50年日本の200年)

日本語の近代 (日本の50年日本の200年)

日本語の近代 (日本の50年日本の200年)

作家
小森陽一
出版社
岩波書店
発売日
2000-08-25
ISBN
9784000263184
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日本語の近代 (日本の50年日本の200年) / 感想・レビュー

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gorgeanalogue

「「国語」としての「日本語」が最も必要とされたのは、植民地支配の前線であった」という顛倒、「演説というモード」、言文一致体が主に音便と文末の助動詞が問題になっていたこと、などの本書で気づかされた指摘も多いが、多用される「言説」「内部/外部」といった用語がいかにも90年代風で、鼻白む。そして後半は特に近代史・戦後文学史の事例を羅列するだけで精一杯という具合。各章は行き当たりばったりの関心が脈絡なくずるずる続く、という印象で、何より「面白くない」。

2023/01/21

あだこ

名詞、接続語、助詞、助動詞という流れで「日本語」が、西洋言語への対形象化の図式で確率されていく過程を素描。国語ナショナリズム関連の入門書か。

2009/03/29

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