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随筆 1: 創作・回想記

随筆 1: 創作・回想記

随筆 1: 創作・回想記

作家
寺田寅彦
太田 文平
樋口敬二
出版社
岩波書店
発売日
2009-09-10
ISBN
9784000920711
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随筆 1: 創作・回想記 / 感想・レビュー

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Kaorie

寺田さんの書く文章は、他者に対する目線がとても暖かい。 ほんのちょっとした日常の一コマや、人の表情を切り取って 絵のように描く文章も、華美になることなく、親しみやすい。 こういう文章を書けるようになりたいと、いつも思っているけれど、 本当に難しい。

2013/05/04

Ted

'96年12月刊。○創作は文体も古く読みにくく面白くない。逆に、かつて寅彦と交流があったり、交流はなくとも断片的に強い印象を残した人物に関しての回想記が面白い。一度も会ったことがないのに時空を超えてその人物像がありありと目に浮かぶ。この類の寅彦の小品が一番好きだ。

2019/05/08

いちはじめ

寅年にちなんで、というわけでもないが、寺田寅彦全集に手を出す。明治時代に書いた創作は、やはり後年の科学エッセイなどと比べると数段落ちるか。ただ、その時代の風俗を記した部分は興味深い。書かれたのは明治ではないが、当時を回想して、海水浴を「塩湯治」といっていたなどというあたりとか。

2010/01/14

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