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アンデルセン童話集 3 (岩波少年文庫 7)

アンデルセン童話集 3 (岩波少年文庫 7)

アンデルセン童話集 3 (岩波少年文庫 7)

作家
H.C.アンデルセン
大畑 末吉
出版社
岩波書店
発売日
2000-06-16
ISBN
9784001140071
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アンデルセン童話集 3 (岩波少年文庫 7) / 感想・レビュー

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NAO

びんの首」「古い家」は、人の生涯をちょっと変わった角度から描いていた話だが、どちらもノスタルジックで、もの悲しさにつつまれている。「年の話」にはマルシャークの『十二の月の物語』と同じような季節の精が登場するが、一年間のはなしのようでいて、じつはこの話も人の一生が描かれた話。「あの女はろくでなし」は、どうしても酒を飲まずにはいられない女の心情を考えることもなしに、彼女を見下す町長のおごりと貧しい者への無理解に対するアンデルセンの強い怒りを感じる。

2017/07/19

たつや

「雪の女王」「赤いくつ」「ロウソク」「古い家」など10編のお話が心癒してくれます。アナ雪の元ネタの雪の女王は別物!むしろアンデルセンの方が好きです。情緒があり、感傷的であるという解説も素晴らしい。アンデルセンの自伝も読みたい!

2017/06/11

おはなし会 芽ぶっく 

アンデルセンのおはなし10編。『 赤いくつ / びんの首 / 古い家 / 鐘 / 年の話 / さやからとび出た五つのエンドウ豆 / あの女はろくでなし / ロウソク / とうさんのすることはいつもよし / 雪の女王 』

2020/10/05

記憶喪失した男

「びんの首」は、ポーの「瓶の中の手紙」とどっちが古いんだろう。アンデルセンの方が情緒があって好きだな。「雪の女王」は面白そうなのでもう一回読み直す。だらだら読みしてしまった。あとはたいして印象深い話はないけど。「雪の女王」の鏡なんて、キリスト教の神父の告解室のことに決まってるのに、変な話だ。

2018/05/15

くらげ

幼少時のトラウマ「赤いくつ」を恐々読む。昔読んだ絵本はカレンの足が木こりに切られたところで終わっており、赤いくつを履いた足が森へ逃げていく挿し絵がラストシーンというとんでもない終わりだったのですが、続きがあったのですね…。若干トラウマが和らいだ…かな?

2010/02/22

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