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東北学/忘れられた東北 (岩波現代文庫 学術468)

東北学/忘れられた東北 (岩波現代文庫 学術468)

東北学/忘れられた東北 (岩波現代文庫 学術468)

作家
赤坂憲雄
出版社
岩波書店
発売日
2023-06-15
ISBN
9784006004682
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東北学/忘れられた東北 (岩波現代文庫 学術468) / 感想・レビュー

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てん

東北学という学問のジャンルを提唱し、東北各地への訪問、聞き書きからの考察をまとめたもの。民俗学しかも東北の、というと柳田国男が思い浮かぶが、柳田の考察の前提を疑い、新たな東北に対する見方を作り上げつつある。稲作を起点にした日本の文化の考え方や、芭蕉のものの見方に疑問を投げかけ、またアイヌとの関連などをフィールドワークから考察する。対象とする「東北」は広大であるため、全地域を網羅したものではないが、従来の日本文化の考え方に一石を投じるものであろう。

2023/09/25

kentaro mori

「なんだ、東北はまだ植民地だったのか」 原発からの電気供給だけでなく、食糧供給のために稲作への転換を強いられた東北の歴史があった。志賀理江子「さばかれえぬ私へ」展に感化されて一気に読んだ。

2023/06/23

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