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帝国の構造──中心・周辺・亜周辺 (岩波現代文庫 学術470)

帝国の構造──中心・周辺・亜周辺 (岩波現代文庫 学術470)

帝国の構造──中心・周辺・亜周辺 (岩波現代文庫 学術470)

作家
柄谷行人
出版社
岩波書店
発売日
2023-11-15
ISBN
9784006004705
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帝国の構造──中心・周辺・亜周辺 (岩波現代文庫 学術470) / 感想・レビュー

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キク

世界史を「交換様式」で考察していく。国家は「服従と保護」あるいは「略取と再分配」という交換で成り立っているという。「国家による再分配は社会福祉、公共政策という形をとる。結果、国家は共同体がやることを代行しているようにみえるが、そうではない。国家が再分配するのは、略取(課税)を継続的に行うためだ。が、国家はそれをあたかも人民のために行うようにみせている」なので国家とは経済的制度だという。品格とか美しさとか愛情で国家を語られるより、しっくりする。いや、そのへんの本は読まないのであまり詳しくは知らないんだけど。

2024/02/07

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Review Scores 85/100

2024/03/16

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