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生命徴候あり

生命徴候あり

生命徴候あり

作家
久間十義
出版社
朝日新聞出版
発売日
2008-04-04
ISBN
9784022503954
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生命徴候あり / 感想・レビュー

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RIN

ジャンルもテーマも中途半端。しかし内容以前に主人公の人物設定がステレオタイプ過ぎ。シングルマザー女医ヨーコの「私の履歴書」という感じ。美人で専門職で仕事ができ経済的に自立していて男に甘く権威や秩序に従順という女性設定はまさにオジサンの理想なのでは?女性から見るとキャリアのモデルとして敬意を払っても個人的には興味を持てないタイプ。帯ジャケには「医療小説」とあったが、現役医師作家が多く力作を書いている昨今、やはりいっぱいいっぱいな印象は否定できない。また『刑事たちの夏』みたいなハードなミステリを期待したい。

2013/01/11

HoneyBear

終盤ドタバタしてしてテレビドラマのようになってしまったが、バイパス手術や心臓カテーテル手術の実際、医局制度の現状(と一部での変革への努力)など知見を得ることは多かった。またそれなりに楽しめた。IT化進展に伴う医療ビジネスの変容も重要で面白いテーマだと思うが、表面的なネットバブルやIT長者との絡みの部分はこの小説の価値を損ねてしまっている気がする。この作者は病院ものより刑事もの(刑事たちの夏、放火など)のほうが面白いと思う。

2014/01/02

黒豆

医療とITとがリンクしたストーリー、なかなか新しい組み合わせ。医療は心臓手術の最前線が描かれているがどの小説も大学病院というと閉鎖的かつ患者中心ではない治療体制。医療の内容は結構詳しい。

2016/01/06

ゆみねこ

新米の麻酔医鶴見耀子。高校生の少女の心臓のバイパス手術のミスを押しつけられ体よく大学病院を追われるもアメリカに留学し心臓カテーテルの専門医となり、恩師の治療で一気に名声を得る。シングルマザーの女医が象牙の塔である大学病院の旧習と闘うというストーリーだけに絞ったなら読みやすかっただろうけど、若手のIT長者との恋愛が絡んだのには今ひとつ乗れなかった。カテーテル治療のリアルな描写など、見るべき点も多かったのだけれど。動脈硬化にならないようにと思ってしまった。

2011/06/26

gokuri

現代の病院を舞台に、翻弄される女医を主人公として権力闘争、主人公と交差する男性が描かれる。週間朝日の連載だったとのことだが、医師間のやりとりや手術の描写なども読みやすく、楽しめる力作だと思う。

2015/09/06

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