サイエンス・ナウ
サイエンス・ナウ / 感想・レビュー
koji
「野辺山宇宙電波観測所」のみ読み読了。山根さんの「スーパー望遠鏡『アルマ』~」に触発されて本棚から引っ張りだしてきたもの。27年前の本ですが、立花隆さんの「科学と技術を見極める確かな目」は古さを感じさせません。さて本書。電波で光では見えない星間世界にも物質が充満していることが明らかになりました。そして技術面では、ミリ波を捕まえるために、鏡面精度と闘い(ホモロガス変形法)、ノズルの中から微弱な信号音を取り出す感度向上(ジョセフソン素子)に取り組み、分光計の開発すら自らの手で開発します。読みごたえがありました
2017/11/07
ipusiron
1999/6/17読了
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