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笑い姫

笑い姫

笑い姫

作家
皆川博子
出版社
朝日新聞社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784022570437
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笑い姫 / 感想・レビュー

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えも

フシギな時代小説。基本は仇討ち物なんですが、船で小笠原諸島に行っちゃう所は夢枕獏の平賀源内小説みたいだし、他方、作中作の戯曲の妖しげな荒唐無稽さは山田風太郎を思い出しました。

2015/12/13

しゅえ

いつの世も虐げられるのは名もなき民である。御上の為といえば何でも許されると思うな。作中の"敵"に怒りや憎しみが込み上げ、負の感情に突き動かされてページをめくった。世の不条理は残るものの、『狂月亭奇譚笑姫』は大団円。歴史の教科書には載らないけれど、こうした庶民はきっといて、懸命に生きていたんだろうな、と思わせられる描写力に脱帽。

2017/03/16

ローマの平日

のり良く、読めそうに思ったけど、あえなく返却。表紙がとても怖い。

2016/01/14

悪意𓆃

世界に入り込んで読み耽る。天保の世を舞台に戯作作家と異形軽業一座が繰り広げる復讐活劇。企てる要因がなんであれ、復讐から光が生まれることは矢張り無い。戯作と現実が上手い具合にリンクしており、最後の展開はある意味両方「恋は盲目、盲目の恋」である。そして奇鈴丸が妖櫻記の百合王と重なる。百合王が皆川作品で1番好きなキャラクターであるゆえ、本書でも奇鈴丸が可愛くて仕方ない(嗚呼どうしても皆川作品だとミーハーのような感想しか書けなくなる)。装丁、読後に再度眺めると哀愁漂う。

2015/01/30

mimi

洋物から和物。私は皆川さんだったら洋物の方が好みかも。それにしても皆川さんの守備範囲が広すぎて、本当にこの方は天才だと思う。読み進む程に物語は意外な展開に進み、結局は仇討ちの物語。仇討ちのの物語に色んな要素が詰め込まれ全く飽きささせない、先が読めない展開。でも私は皆川さんで一番好きなのはお耽美な世界なので劇中劇の『笑い姫』や異形、凄惨なお眉寿や早飛の生が気になるんだなあ。本当に色んな要素が詰め込まれているので好みそれぞれ、皆に楽しめる本になっていると思う。

2015/09/17

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