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天皇の世紀〈9〉奇兵隊 (朝日文庫)

天皇の世紀〈9〉奇兵隊 (朝日文庫)

天皇の世紀〈9〉奇兵隊 (朝日文庫)

作家
大佛次郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
1977-12-01
ISBN
9784022600097
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天皇の世紀〈9〉奇兵隊 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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がんぞ

第一次で毛利父子を寛大に扱ったことで、一橋慶喜の意志か参謀の西郷隆盛の意向か。幕閣が非難を込めて急使を派遣した際、武田耕雲斎に率いられた水戸の天狗党、一千余が大挙して西上。慶喜に窮状を訴えるとして京をめざした…/第二次長州征伐が迫っている。奇兵隊結成…/坂本龍馬登場。勝海舟の海軍学校の塾頭で、解散となったとき勝の周旋で薩摩が引き取ることになった。薩摩の船上で禁者の変いらいの反動政治に対し、薩摩が1藩のみでも倒幕できる戦力を持つとの自信を持っているのを問わず語りに知る…薩長同盟だ!木造蒸気船と銃7千丁の購入

2018/04/24

がんぞ

三条実美は長州落ち公卿のリーダーだけに攘夷が無理であることをわかったが、防府で伊藤博文、井上聞多両人は憎まれ「当時、武士に命を狙われれば防御はほとんど不可能であった」。血闘が政治手段というわけか。太平洋西岸にアメリカが捕鯨船のための貯炭場を設置要求から始めた開港要求は貿易で莫大な利益を得られることに気づき、また日本に精強な武士団を擁する政治体制、精緻な貨幣制度・商業システムがあることによって《交渉》の段階となった。先になるが徳川慶喜が大阪城に籠城すれば攻め落とすのは不可能で薩長の資金は尽き自壊した筈という

2013/08/27

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