歴史上の本人 (朝日文庫 み 7-3)
歴史上の本人 (朝日文庫 み 7-3) / 感想・レビュー
東森久利斗
偉人といえども人間、なりきり本人ぶりが痛快、愉快、伸坊秘伝の本人術。ご当地妖怪から戦国武将まで、変人ぎりぎり、異人な偉人、バラエティー豊かなラインナップ。仙台四郎、徐福は、本書が初知見。図工の作品テイストな手作りコスプレ衣装が最高。坂本龍馬、土方歳三になりきって、祇園の街を肩で風を切って歩いてみたくなる。”眠り猫/左甚五郎”が、ベストメークアップ。コスプレ写真だけでも見る価値、笑う価値あり。夫婦二人三脚な関係が微笑ましい。
2024/01/04
May
一応読み切ってしまう程度のくだらなさ具合で面白かった……かなぁ?最後の方は飽きた。
2010/07/03
いちはじめ
顔真似というかコスプレというか、歴史上の人物に扮してその人になりきって「自分」を振り返るという馬鹿馬鹿しくも面白い手法が素晴らしい。これはこれで、ちゃんと立派な人物評になっていると思う。
2000/10/13
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