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核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む (朝日新書)

核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む (朝日新書)

核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む (朝日新書)

作家
佐藤優 薮中三十二
出版社
朝日新聞出版
発売日
2017-12-13
ISBN
9784022737458
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核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む (朝日新書) / 感想・レビュー

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はるわか

トランプという人はある日ガラッと局面を転換させたい人。韓国に20万人近くのアメリカ人がいることが頭に入っていない無知さ。頭の中には北米大陸にいるアメリカ人しか見えていない。トランプは自分に嫌なことを言わない人とは関係がいい(ネタニヤフ、プーチン、安倍晋三、習近平)。日本にとって怖いのは世界からどう見れているかという問題(ヨーロッパ諸国、アメリカ国内の良識派から)。アメリカは今、tribal war部族間対立の中にある。アメリカが強みとしてきた個人主義や本来の合理性といったものが急速に失われてつつある危惧。

2018/07/24

kubottar

世界情勢は難しい!特に日本は戦争を放棄しているし核兵器もない。その状態でどう立ち回っていくかを考えるのは、日本の官僚や政治家も難儀していることがわかる。安倍政権を叩く前に知識を少しでもつけようとするなら、新書のこういった本を読むといいでしょう。

2019/07/20

たらお

予断を許さない北朝鮮情勢。情勢に通じている2人の話から知りたいことは、どんな着地点が考えられるのかということ。①韓国にいるアメリカ人を退去させない限り米軍による先制攻撃はない。②北朝鮮への制裁で石油禁輸をするのは危険。日本が戦争に向かっていったパターンと同じになる。③北朝鮮を脅かし交渉のテーブルにつかせることを優先。核開発をさせない方向にもっていく。④アメリカが核保有もやむなしという着地点をもっても、日本は追随せず、反対の声をあげる。⑤日米の友好関係は大事だが必要十分ではないので中国との関係にも配慮する。

2017/12/16

templecity

元外務次官と逮捕・拘留された佐藤優の対談。北方領土で日露警備員同士で飲み会を下が最後は肩を組んでの大盛り上がり。このような関係であれば発砲など起こらない。だが定期的に異動があるので継続的に続けなければ効果も無くなる。安倍とトランプの親密さは、ドイツのメルケルのそれと比較して有利な状況。ただ、トランプが軍事の位置付けを本当に理解して振舞っているのかは疑問。米国は北朝鮮が核兵器を持っても大陸間弾道弾で米国本土に届かなければ良いと思っている節。(続きあり)

2020/06/27

ちくわん

2017年12月の本。外務事務次官だった薮中氏と佐藤氏の会話。総じてよかったが、「したたか」になるべき、との箇所が私自身には特に役立った。「おわりに」にある自動車メーカーの会長の話は、なるほど。地球は大きいな!確か四万キロメートルほど?

2020/02/10

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