KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

出発進行! 里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅

出発進行! 里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅

出発進行! 里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅

作家
かこさとし
出版社
偕成社
発売日
2016-04-23
ISBN
9784033520704
amazonで購入する

ジャンル

出発進行! 里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

♪みどりpiyopiyo♪

千葉県房総半島の小湊鐵道で、2015年、新しく「里山トロッコ列車」が走り出しました🚂 ■楽しい旅の絵本を読みました。かつてこの地を走っていたドイツの蒸気機関車の設計図を基にしたクリーンディーゼルエンジンの機関車が、吹き抜けのトロッコ列車を引っぱります。もくもくと上がる白煙、風に吹かれ 里山の自然を肌で感じる、日本の原風景をたずねる旅。■車両や踏切、転轍機やタブレットの解説や、生物、歴史、地理、地学にまつわる話も多く、知らない事ばかりで興味深く読みました。■トロッコ列車、乗ってみたいなぁ♪ (2016年)

2019/05/13

どぶねずみ

小湊鉄道の里山トロッコ列車に乗ってみたいと思ったので借りてみた。子ども向けの絵本でそこまで期待していなかったのに、内容がとても密で、旅雑誌よりも詳しく書かれている。この路線がある由来やトロッコ列車を残している理由もわかるし、この土地の自然と歴史を堪能できて、子どもより大人向きの内容。トロッコ列車に乗ったまま蛍が見れたら最高だなぁ。大福山にも登ってみたいなぁ。素晴らしい絵本に出会えた。

2020/07/09

KEI

2年生の孫息子へプレゼント用に購入。千葉県内房の五井駅から房総半島を横断する小湊鐵道。それは日本の原風景とも言える里山や渓谷、その四季それぞれの風景や生き物、植物を写すだけではなく、古代からの歴史や人々の工夫も織り込まれて大人が読んでも面白い絵本になっていた。実際にトロッコ列車に乗りたくなるし、乗った気分にさせられる。小鉄の孫の反応が楽しみ♪ 作者は今年90歳!今も現役で活躍されているのだと感心した。2016刊行。

2016/10/03

クラムボン

小湊鐡道には菜の花やレンゲの咲くのどかな風景が残っています。内房の《五井》から房総半島の真ん中を走る全長39㎞の私鉄。《上総中野》でいすみ鉄道と連絡して、外房の《大原》に達します。この路線は六角精児の「飲み鉄本線」で知りました。そして一部区間がトロッコ列車として営業、それを絵本で詳しく紹介している。特に沿線の歴史や風物の説明が丁寧なのだが、子どもが興味を持つのかな? …なので大人向けの絵本でしょうね。

2021/08/12

ふじ

4歳には早かったシリーズ。かこさんによる、千葉の自然観光電車、小湊鉄道のトロッコ列車を存分に解説する一冊。トロッコ列車は保線作業用に使われた、屋根や壁のない車両。その特徴から自然を堪能できたそうで、今は観光列車となっている。SLの風貌ながらディーゼル車で、煙は別の機械で出しているそう(笑)なんと。図鑑風な自然の細やかな書き込み。30分ぶんの解説とは思えない、充実の内容。それにしても、鉄道のパンフレットの挿絵を頼まれただけでいつの間にか本を出すほど取材する、そのかこさんの飽くなき探究心に脱帽。

2017/05/18

感想・レビューをもっと見る