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鏡―ゴースト・ストーリーズ

鏡―ゴースト・ストーリーズ

鏡―ゴースト・ストーリーズ

作家
スーザン・クーパー
マーガレット マーヒー
こみね ゆら
Susan Cooper
Margaret Mahy
角野栄子
市河 紀子
出版社
偕成社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784036310906
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鏡―ゴースト・ストーリーズ / 感想・レビュー

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かりさ

取り巻く宇宙の広い子供の世界は、不思議なコトやモノが寄り添って来るような気がします。それぞれひとつの国から一人の作家が紡いだ6つの幽霊譚。子供の心の隙間にそっと入り込む闇の深さは、児童書ながらホラー短篇集として秀逸です。

2020/03/29

内島菫

12歳向けのホラーらしいが、私は大人向けのものより怖いと思った(子どもってあるいは子どもを取り巻く世界って本当は怖いのではないか?と大人たちが心のどこかに押し込めていたものが開いてしまったかのよう)。特に角野栄子の「鏡」が怖かった。分身は基本的に一面的で弱点があり、鏡に閉じ込められた一見良い側面と、入れ替わりに鏡から出てきた?悪い側面の関係は、本来二つで一つであり、二つを分けてしまった鏡という境界はそれだけで幽霊的な存在だ。他の作品でも、山や夢という境界と子どもたち(そして高齢者)の親和性が示される。

2020/03/19

花林糖

<日本の夏は、やっぱり怪談〈其の三・和洋折衷〉>(図書館本)短編5話。特に良かったのは「幽霊の話」「眼」。「鏡」「「首のうしろにおかれた指」はゾワゾワゾクゾクと嫌な感じのホラーでした。「山」はショナ語で物語を書いているジンバブエの作家の作品。この短篇集に「クジラの歌」(単行本既読)があるのを見てホラーだったと知りました。

2019/08/28

藤月はな(灯れ松明の火)

文学研究会で「小学生の時に読んだ本」について話していた時、先輩が「この話が後味悪くて最高だった」と話していた物語を聞いて読みたくなったら先輩が貸してくださいました。先輩、ありがとうございます^^話題となった「首すじにおかれた指」は確かに少年が性悪でしたがあのラストは好みです。そして先輩が「唯一、ほのぼのするけどあの場面は・・・」と口を濁していた「クジラの歌」は確かにあの場面はぞっとしますがラストに物悲しいような温かい気持ちになれました。

2011/10/26

topo

十二歳を対象に編まれた六篇。 繊細で純粋な心を持ちつつも大人のどす黒い面が見えてくる多感な時期にふさわしい物語たち。子どもの世界は大人の想像以上に広く深い。胸の内に秘めた思いがゴーストにのせて描かれている。 収録作:幽霊の話/スーザン・クーパー、 鏡/角野栄子、 首すじにおかれた指/マーガレット・マーヒー、 山/チャールズ・ムンゴシ、 クジラの歌/ウリ・オルレブ、 眼/キット・ピアスン。 哀しみ苦しみが痛いほど伝わる『幽霊の話』『眼』、やるせない『首すじにおかれた指』、幻想的な『クジラの歌』がお気に入り。

2020/08/30

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