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天国に近い村

天国に近い村

天国に近い村

作家
シンシア ライラント
ささめやゆき
Cynthia Rylant
中村妙子
出版社
偕成社
発売日
2001-05-01
ISBN
9784036311002
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天国に近い村 / 感想・レビュー

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ゆのん

【児童書】8作から成る連作短編集。人が亡くなった時、後にしてきた色々なものを振り返って『まだ死にたくない』と思うと『天国に近い村』の住人となる。神様と天使と天国の話。それぞれの見出しに聖句が引用されているが、宗教色は特に感じる事なくさらりと読める。185

2019/06/07

ぶんこ

シンシアさんが描かれる神様や天使が好き。真夜中に陶工のもとを訪れる神様が可愛い。天国に直行せずに、その手前の村で暮らす人々。争いのない穏やかな村での毎日をおくる村人たちにはそれぞれ物語があり、切ないけれど優しい。私も飼い猫より先に急死したら、この村で自分に出来ることをのんびりとしながら、たまに猫の住む現生を訪れて元気な猫を眺めていたい。

2019/10/29

けんちゃん

読友さんのご紹介。「いぬはてんごくで」と通じるところがある作品。この地上での生を終えた時に忘れていったものを取り戻すために過ごす村。ほとんど天国のこの村では、生きている時に叶わなかったことでも思いのまま。でも多くの人が地上にいる時と同じ自分でいることに満足しています。穏やかな場所、死んだらおしまい!ではなく、死の先をさらに生きる世界が静かに描かれています。何の解説もあとがきもないのですが、章のはじめ毎に記された聖書の言葉も、中村妙子さんが訳されたものなのでしょうか。

2012/02/28

るんるん

手品師の物語も印象深かった。彼はこれから罪の意識に苛まれるのだろうか。人生の終わりをどのように書き終えるのだろうか。神様は人らしく生きるチャンスを与えたんだろうな。悲惨な事件を耳にするが、地上に残された家族は苦しいだろうな。(宗教的に)被害者も加害者も天国に行けるのだろうか。でも天国に近い村があると思いたい。

2019/06/01

遠い日

ひととき、天国までの息継ぎにとどまる場所、それが、天国に近い村。自分の物語を描き終えるまでの場所。それぞれの人生の、やり残しやもっとと望む気持ちや、十分に人間臭い理由なのに、静かで清らかな物語だ。人間は死んだりしない、場所が変わるだけという意味のことばが、ひどく印象的で、「永遠」をふと感じたりした。魂が亡くならないのだとしたら、もう少しだけ本音で生きてみようと思う。

2013/12/25

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