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カーテンコールはきみと (偕成社ノベルフリーク)

カーテンコールはきみと (偕成社ノベルフリーク)

カーテンコールはきみと (偕成社ノベルフリーク)

作家
神戸遥真
井田千秋
出版社
偕成社
発売日
2023-10-18
ISBN
9784036492305
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カーテンコールはきみと (偕成社ノベルフリーク) / 感想・レビュー

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まる子

中学校の演劇部に憧れて入部希望だった律希。入学したらまさかの廃部寸前⁉️そこに現れた救世主?の夏帆。一年生2人でできる演目は「幸福の王子」。演劇を通して自分ではない誰かを演じる、色々な習い事をやめた自分にできるんだろうか?この公演で部員が増えて、様々な考えや思いが芽生えた律希。カーテンコールをみんなと一緒に!今の学校に演劇部があり、その流れで主人公を応援していた。『ぼくのまつり縫い』の神戸さんの青春部活シリーズが新たに✨今後のシリーズにもよるけれど、主人公は中学生だけど、小高学年でも読めそう。

2023/10/23

ほんわか・かめ

とても気持ちの良い読書だった。自分にいまいち自身の持てない主人公。だけど、うじうじ悩まずちゃんと行動に移せるところが素晴らしい。他の子たちも、自分の思ったことをきちんと言葉にできて、友を頼ったり友の助けとなったり。友達っていいな、部活っていいな、と素直に思える。本番前日にみんなで「行こう、ブレーメンへ!」と言い合うシーンには胸が熱くなった。高学年〜

2023/11/24

雪丸 風人

読者の可能性を広げてくれる一冊ですね。主人公は中学生になったばかりの少女。憧れの演劇部が廃部寸前と知った彼女が、頼れる相棒と出会い、二人で果敢に動いたことで、事態が思わぬ方向に動いていきます。名コンビの活躍に珍客の場面、笑った!そして、演じる役のセリフが主人公の心情とシンクロする場面は胸アツだったな~。この本で演劇に関心を持つ子が確実に増えそうですよ。そこのアナタ、演劇とは他人を演じることだと思ってませんか?もしそうなら、この本の主人公のひらめきには、ぜひ注目してください。(対象年齢は11歳以上かな?)

2023/09/23

joyjoy

役者は役の器。その役の身になって考え、気持ちを想像し、そうやって自分の内側にその役をとりこんで演じていくうちに、自分の器が、自分自身が広がっていく。「…これ、別人になるより、じつはすごいことじゃない?」。経験を通して、こういうことに自ら気づける。演劇って面白いね。読書にも、これに似たところがあるね。演劇に挑戦する機会はなかなかないが、自分が広がっていくような、よい読書をしたい、と思った。

2023/12/25

芦屋和音

中1の律希は憧れの演劇部に入るが部は廃部寸前。同学年の夏帆と演劇部を復活させるため新歓公演をやることに。「がんばるだけじゃ、ダメ」「がんばり方も考えなきゃダメ」「役の器」のくだりはなるほどなぁ〜と思った。部活を通して成長できるって本当に青春!劇の脚本やエチュードも面白かったです。

2024/01/06

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